ウルトラマラソンも「世界との差」が…アレクサンドル・ソロキンが100km走世界記録を更新した
「記録は破られるためにある」という言葉がありますが、これは「他の誰かに破られる」だけではなく「自分自身に破られる」という意味でもあるんなだなと。
ウルトラマラソンの世界記録保持者、アレクサンドル・ソロキン(リトアニア)が自身の持つ100km走の世界記録(6:05:41)を6秒更新して、6:05:35という記録を出したそうです(汗)。
数字がとにかく異次元
100kmを6時間ちょっとで走るというのがもはや異次元なのですが(苦笑)、他の数字で見てもやっぱり異次元です。
平均ペース…1kmあたり3:39
10km平均…36:33
ハーフマラソンだと…1:17:08
フルマラソンだと…2:34:15
フルマラソンを2時間34分で走ることだけでもめちゃめちゃ大変で凄いことなのですが、そのペースのまま100km走るというのが…(汗)。
ソロキンは現在41歳。
ランニングを始めたのが31歳の頃で(当時体重が100㎏あり、減量目的だったらしい…)、わずか10年、しかもアラフォーで世界最高レベルのウルトラアスリートになっているというのもまた異次元です(苦笑)。
6時間を切るにはまだ5分35秒あり、マラソンの2時間切りと同じくらい大変だと思うのですが、そのうちやってのける選手が出てくるのかもしれません(ソロキン自身なのかもしれない…)。
「世界との差」が広がったが…
陸上競技、とりわけ走る種目では、どうしても「世界との差」というのを見てしまうのですが、ウルトラマラソンでも「世界との差」がちょっと広がっているように感じます。
ただ、100km走はマラソンほど絶望的な差ではないようにも思っています。
マラソンの世界記録と日本記録の差は3分37秒(2:01:09と2:04:56)で、100km走における差は3分39秒(6:05:35と6:09:14)。
距離は2.5倍近くありますが、タイム差はほぼ同じなのです。
この3分37~39秒の差を縮めるのがとてつもなく大変なのだと思いますけど…(汗)。
100m走のような短距離走からマラソンぐらいの長距離走はちょっと埋め難い差があるように思いますが、100km走であればまだ世界と対抗できるんじゃないかな? と勝手に思っています。
ウルトラマラソンの大会が国内でもちょいちょいあるし(サロマ湖100kmウルトラマラソンは有名)。
なので、オリンピック種目ではないけれど、100km走でソロキンの記録に迫る(あるいは超える)日本人の猛者が現れることを期待したいなと思っています。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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