今週末、来週末はライト級が熱い!最後に誰が「全てを獲る」のか?
今週末(日本時間:5月29日)と来週末(日本時間:6月5日)に、ボクシングライト級のタイトルマッチが行われます。
今週末は、WBA正規王座のタイトルマッチ、ジャーボンテイ・"タンク"・デイビス vs ローランド・ロメロ。
来週末は、WBAスーパー、WBC正規&フランチャイズ、IBF、WBOのタイトルマッチ、ジョージ・カンボソスJr. vs デビン・ヘイニー。
両方とも楽しみです。
さらに、その先もいろんな可能性があり、ライト級は熱いです。
無敗対決
今週末のデイビス vs ロメロは無敗対決です。
デイビスは26戦全勝24KO、ロメロは14戦全勝12KO。
両者とも高いKO率を誇っていて、この試合もKO決着になるんじゃないかと期待できます。
デイビスは左右のアッパーが上手く、ガンガン攻撃に行くタイプなので、見応えがあるのではないかと。
「メイウェザーの愛弟子」とも言われるデイビスですが、ファイトスタイルはメイウェザーと真逆のような感じです(若くて軽い階級だった頃のメイウェザーには似ているかも)。
対するロメロはデイビスほど攻撃的なスタイルではないけれど、相手のスキを見つけて当てるのが上手く、攻勢に転じた時はガンガン打つ、しかもパンチ力が強い印象があります。クリーンヒットすれば、デイビスでも倒れるでしょう。
予想が難しいのですが、個人的にはデイビスが8~11Rでぶっ倒すんじゃないかなと予想…いや、期待しています。
その後もいろいろあって面白そう
翌週のカンボソスJr vs ヘイニーも面白そうです。
しかも、こっちも無敗同士の対戦。
カンボソスJrは20戦全勝10KOで、ヘイニーは27戦全勝15KO。
KO率こそ上記のデイビス、ロメロより低いけれど、実力は申し分ないです。
カンボソスJrはテオフィモ・ロペスに勝って4団体チャンピオンになったし(ロペスもこの試合までは無敗だった)、ヘイニーもホルヘ・リナレスに勝つなどしてタイトル(WBC正規王座)を4度防衛しています。
予想が難しい……。
判定決着になる可能性高めだけれど、技術満載のいい試合になるんじゃないかと。
さらに、その後もどうなるか分かりません。
それぞれの勝者同士でライト級最強決定戦をするかもしれません。
でも、この階級にはテオフィモ・ロペスもいるし、22戦全勝18KOのライアン・ガルシアもいるし、忘れちゃいけないワシル・ロマチェンコもいます。
もう誰がどう絡んでも面白いし、誰が勝ってもおかしくない状況です。
最終的には誰か一人がタイトルを統一するのだと思いますが(そうなってほしい)、それが誰になるのかまったく予想できません…。
それだけに今週以降はライト級が面白そうだし、ボクシング全体で見ても激熱階級になると思います。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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