走る距離によって弱さが出る部分が違う。でも短距離と長距離で正反対。
レースで走ったり、ガチのラントレをしていると、疲れ(≒弱さ)が出てきます。
そこを強化するためにトレーニングするのですが、走る距離によって出てくる疲れ(≒弱さ)が違うなと気づき、
「これじゃ永遠に課題はなくならないな(苦笑)」
と感じています。
10Kmは心肺、フルは脚、ハーフは両方
具体的に書くと、
まず10km走の場合、心肺に来ます。
距離的にそれほど長くなく、後のことは考えずにほぼ全力のペースで走るので、心拍数がかなり上がり、呼吸もゼーゼーハーハーになるのです。
ただ走り終わった後は、呼吸を数分程度整えればサクッと撤収できます。
これがフルマラソン(私の場合、30km以上の距離)になると違ってきます。
距離が長くなり、一定のペースを維持することを意識するので、心肺は比較的安定します。その代わり、30kmを過ぎたあたりから脚に来ます。
筋力(筋持久力)、柔軟性、骨や関節の強さ・しなやかさ…この辺の弱さが出るのでしょう。
走り終わった後は、呼吸はそれほど荒くないけれど、脚が(腰も)ガクガクになり、「すぐに撤収」というわけにはいきません。
フルのレース後は、いつも座った瞬間から少なくとも15分間は動けなくなります。放心状態で(苦笑)。
そして、帰る時も脚をひきずったり、ひとり牛歩戦術になったりしています…。
じゃあ、約21kmのハーフマラソンだとどうかというと、中間だからなのか、両方に来ます(笑)。
全速力ではないけれどフルより速いペース、短くないけれどフルほど長くない距離ということで、心肺も疲れるし、脚にもちょい来ます。
ただ、リカバリーは一番早いかもしれません。呼吸の荒れ具合はひどくなく、脚もガクガクにはならないので、ハーフのレース後はけっこうサクッと撤収できています。レース後の帰り道も、脚ガクガクということはあまりありません。
短距離走だと正反対
長距離走の場合、短い距離から長い距離になるにつれて
心肺 → 脚
と疲れが出る部分が変わっていきますが、考えてみると短距離走と正反対だなぁと感じます。
100m走の場合、心肺の疲れはあまりキツくありません。
終わった後、1分弱呼吸を整えればだいぶ落ち着きます。走る時間が10数秒程度なので、なんなら呼吸を止めて走ることだってできるでしょう。
その代わり、脚を痛めやすいように感じます。
筋肉がピキッと張ってしまったり、(まだ経験してないけれど)肉離れになったりアキレス腱をやってしまったり。
瞬発的に全力を出すからなのでしょう。
もちろん加齢が原因になることもあるのでしょうけど(苦笑)。
これが400m走になると、脚より心肺の方に来ます。
100m走ほどのダッシュはしないので脚にやさしい代わりに、1分前後全力で走るので、呼吸がとにかくキツくなります。呼吸を止めて走るわけにもいかないし(苦笑)。
走り終わった後は、ぶっ倒れてハアハア言いながら数分間呼吸を整えないとしんどいです。
短距離走だと、短い距離から長い距離になるにつれて
脚 → 心肺
だなぁと。
いろんな距離を走っていると、課題は永遠に残る…
フルのレースに出たり、10km走のレースに出たり、ハーフに出たりと、いろんな距離のレースで走ると、弱いところが身体のそれぞれに出てきます。
10kを走れば、「心肺を鍛えないとなぁ」となるし
フルを走れは、「脚がまだ弱いなぁ」と。
その時々で課題を見出すことになるので、「よし!もう十分だ!」と思うことはなかなかなさそうです。
永遠に「ココを鍛えなくては!」という課題と向き合うことになるのでしょう(苦笑)。
最後に。
メンタルについては書きませんでした。
これは走る距離に関係なく出てくるので(苦笑)。
(走る度にちょっとずつ強くなっているようには感じますが)
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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