東京マラソン2025出走記③暑さに負けて自分に負けた・・・

ランニング、マラソン

サブ3.5を狙ってほぼ万全のコンディションで臨んだ東京マラソン2025。

今回は、私の走りっぷりについて。

 

 

前半はおおむね順調だった

当初想定していたスタート渋滞は、1km過ぎにはほぼクリアされ、そこからは自分の設定ペースでガンガン走れました。

設定ペースは、以下の範囲内にしました。

 

EXPOで配布されていたので、当日は両手首に巻き付けて5km毎にタイムを確認していました。
自分の脳内で計算する必要がないので便利でした。

 

最初の1kmでスタート渋滞によるロスがあったものの、6~7kmあたりにはそのロスを帳消しして「貯金モード」になったかと。

でも、そんなにペースを飛ばさず、↑のペースを守ろうと考えていました。

 

もちろん自分にはこう言い聞かせました。

 

「トランキーロ! あっせんなよ!!」

 

本場メキシコから来ているランナーもいたので、声には出しませんでしたが(笑)。

最初の10kmを48:55ぐらいで通過したので順調でした。

 

順調なまま進みましたが、給水所では

「走りを一旦止めて歩いてしっかりコップを取り、歩きながら飲んでちゃんとゴミ箱に入れてから再び走る」

が私のポリシーなので、若干タイムロスがあったのかもしれません。
(大したロスではないけれど)

 

中間点通過は、1:44:05。

どうにかサブ3.5ペースを維持できていました。

 

「ペーサー」の存在が大きかったかも

調子よく走れたのは、単独走でなかったからかもしれません。

 

最初の7kmぐらいは、自分でペースを確認しつつ周りをキョロキョロしながらくっついて行くべきランナーを探していました。

自分の設定ペース範囲内で安定して走っているランナーを。

 

探していると、後ろから「3:30」のペーサーがやって来ました。

私の後ろのブロックからスタートした、公認ペーサーです。

 

「ちょうどいい!ついて行こう!」

と思ったのですが、数百メートルほどでやめました。

 

そのペーサーの後ろのゼッケンに「ペース設定はグロスタイムに基づいています」みたいな表示がされていたからです。
実際にそのペーサーさんに走りながら設定ペースを尋ねてみたところ、私の設定を超えた速さでした。

ということで、頑張ってついて行ったら終盤自分が大失速するかもしれないと考え、ついて行くのをやめたのです。

 

ふりだしに戻り「さぁ、どうしようか」と考えていたら(もちろん走りながら)、安定してちょうどいいペースで走っているランナーを見つけました。

ブラジル人と思われるご夫婦のランナー。

しばらく私の数メートル横で走っていたので、「このご夫婦もサブ3.5狙いかな?」と思い、ついて行くことにしました。

 

これが功を奏したようで、しばらく安定した走りを続けることができました。

というか、ずっと私がそのご夫婦について行けたらサブ3.5ができたように思います…。

 

暑さにやられたか?

中間点通過後も、そのブラジル人ご夫婦ランナーについて行くことで30km地点もサブ3.5ペースを維持した状態で通過できました。

 

31km、32kmと同じようなペースで通過し、「30kmのカベは超えたぜ!」と思っていたのですが、32kmを過ぎたあたりでブラジル人ご夫婦ランナーとの間に距離ができてしまいました。
私が遅れていました。

 

「やばい!追いつかなきゃ!」
とペースを戻そうとするのですが、なかなか追いつけず。

しんどくなってきました…。

 

25kmあたりから「あちぃなぁ~」と感じることが増え、汗が出てストレスを感じるようになっていたので、給水所では水を取って頭からかぶるようにしていましたが、それでも暑さにやられたのかもしれません。

現時点ではそれを言い訳にしています(笑)。

 

キロ5分を切るペースで走りつづけていたのが、32kmあたりから5:01~5:05あたりになってきました。

そして、ブラジル人ご夫婦ランナーにも千切られました…(泣)。

 

そこからは単独走。

徐々にペースが落ちていく自分に

 

「耐えるんだ!どうにか耐えろ!まだサブ3.5は可能だ!」

 

と言い聞かせていました。

 

もはや「トランキーロ! あっせんなよ!!」なんて言ってられません。

あせらないといけません(苦笑)。

 

今回は、ラスト1kmの丸の内仲通りに入るまでは「あと少しだ!」と絶対に思わないぞ、と心に決めていました。

去年35km地点でそう思った途端に力が抜けていく感じがして、そこから失速したからです。

 

でも今回は、そう思っていなくても失速してしまいました(泣)。

田町で折り返してラスト4kmあたりでは、キロ5:30台にまでペースが落ちていました…。

 

当初の理想は、

「丸の内仲通りに3:24:00ぐらいに入って、残り1kmを噛みしめながら走ってサブ3.5達成!」

だったのですが、現実は

「丸の内仲通りに入ったのは3:29:55」

すでにアウトでした(泣)。

 

結局フィニッシュタイムは3:35:19。

去年より1分10秒遅い結果に終わりました。

 

悔しいけれど…

フィニッシュ直後は

「今回もダメだった…」

という敗戦のショックがありました。

 

11月のちばアクアラインマラソン後、この日のために減量したりトレーニングしたり小規模のレースにも4~5回参加したりして仕上げてきたので。

「ダメなのか…」という悔しさしかありませんでした。

 

ただ、完走メダルや参加賞をいろいろもらって帰る時にふと

「でも、去年より成長しているところもあるよな」

と思い返し、良かったところと改善課題を脳内で挙げながら帰宅しました。

 

そして帰宅後には、

「よし!休養明けたら早速トレーニング再開だ!絶対やるぞ!」

という気持ちになりました。

 

燃え尽きてる場合じゃない!

リベンジのためにここからまた始めます!

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール