DREAM THEATERの新作『PARASOMNIA』を1週間ガッツリ聴いてみた感想
2025年2月7日にDREAM THEATERの新アルバム『PARASOMNIA』が発売されてから1週間が経ちました。
1周聴いてしまえばふわっとした感想は書けるものの、DREAM THEATERの曲は何度も聴くことで味わい深くなる(聴けば聴くほど新しい発見もある)というのが私の考えなので、この1週間ガッツリ聴いていました♪
とにかく楽しみだった
今回の目玉は、なんといってもオリジナルのメンバーであるドラマーのマイク・ポートノイの復帰でしょう。
ジャイアンと日本の一部のDREAM THEATERファンの間で言われているように(笑)、バンドのリーダー的存在で、ライブでも一番存在感をアピールしているような印象のある御方(笑)。
そんなポートノイが抜けてからもマイク・マンジーニが加入して素晴らしい作品を作ってきたのですが、満を持して(?)ポートノイが戻ってきたということで、「どんな新作になるのだろうか?」というのが注目ポイントだったかと。
私個人としては、「マンジーニ前」も「マンジーニ在籍中」もDREAM THEATERの作品は素晴らしいと思っていたし区別なく聴いていたので、今回のアルバムは特に「ポートノイ復帰作第1弾」という感じではなく、ただただ「DREAM THEATERの最新作」という位置づけでした。
とにかく新しい作品を聴くのが楽しみでした。
やっぱりすげぇ!
予約していたCDが発売日の2月7日に無事到着して、早速聴いてみました。
1周聴いてみて「やっぱりスゲー!」という印象でした。
全体を通じて共通するフレーズがあったり、超絶テクニックもちりばめられていて、「さすが!」と感じました。
ここまではふわっとした感想(笑)。
そして何周も聴くと、やっぱり味わい深い。
音色の使い方とかメロディーが、心にじわ~っと沁みる感じがするのです。
壮大でドラマチックだし、予測不能な変拍子もあるし。毎回そうですが。
ポートノイのドラムには、なんだか懐かしさのようなものを感じました。
リズムの正確性や超絶さにはほとんど差がないと思うのですが、使用しているドラムセットの違い(ポートノイはTAMA製、マンジーニはPearl製)からか、ドラムの音に違いを感じ、
「あぁ、かつてのDREAM THEATERはこんなドラムの音をしていたなぁ」
なんて感じました。
そして、何度か聴いて気づいて一番「おおっ!!」とゾクゾクしたのはコレ↓でした(ネタバレあり)。
最後の曲「The Shadow Man Incident」のメロディーが終わった後、眠りから覚める場面の効果音があり、男の人の「Wake up」というセリフが出てくるのですが、そのタイミングが19:28でした。
「1928」と言えばそう。『METROPOLIS PT2: SCENES FROM A MEMORY』の舞台です(1928年)。
このアルバムのストーリーというか背景は、『METROPOLIS PT2: SCENES FROM A MEMORY』との関連性は特にないだろうと思っていたのですが、「もしかしたら?」と思わせてくれました。
それも含めて「スゲー!やっぱスゲー!」と勝手に感じました(笑)。
ライブが楽しみ!!でも、いつ???
特に気に入っている曲は
2.Night Terror
5.Midnight Messiah
7.Bend The Clock
8.The Shadow Man Incident
ですが、このアルバムは全体を通しで聴く方が味わい深いでしょう。
そんなわけでこのアルバムも素晴らしく、浜田麻里さんの新作が発売されるまでは何度もリピートすることでしょう(笑)。
ライブも楽しみです。
アルバム全体を通じてヴォーカルのジェイムズ・ラブリエの喉に配慮しているのか、高音が抑えられているので、ライブでガッカリすることも少なさそうです。
しかし、日本にいつ来てくれるのだろう???
今のところツアー先にアジア方面がリストされていないので、半年、あるいはそれ以上は待つのかなぁと予想しています…。
書いた人

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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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