東京ニューイヤーハーフマラソン2025出走。気づきが多いレースになった
週末に、2025年一発目のレース、東京ニューイヤーハーフマラソン(旧名:ハイテクハーフマラソン)に出走してきました。
正月に腰痛を患ってしまい、タイムは平凡な結果に終わったのですが、タイム以外の部分で気づきが多く、「まだ伸びしろがあるぞ」と思えたレースでした。
腰痛…(泣)
先週50歳の誕生日を迎えたばかりなのですが、早々に腰を痛めてしまいました(泣)。
歩いたりジョグペースで走るだけなら平気なのですが、速めのペースで走ってどうなるかは不安しかない状態。
(余談ですが一番ツラいのはデスクワークの時。立ち上がる時にあたたたた…と)
そのため、今回は「攻め」の走りはせず、マラソンサブ3.5ペース(1時間45分ぐらいでフィニッシュ)の想定で走りました。
スタート渋滞を1kmほどで乗り切り、2km以降は4:45~4:55/kmペースで走ることができ、途中トイレストップを1回したのですが1:44:40でフィニッシュできました。
フィニッシュ後も「まだ10kmぐらいはこのペースでいけそうだな」と思える余力もありました。
それはまぁよかったのですが、一度だけ19km過ぎに腰に「ピキッ」という瞬間的な痛みが走り、今後のレースのみならず高負荷のトレーニングにも耐えられるかどうか…という不安も少し残りました…。
気づいたことがあった
レース自体はそんな結果だったのですが、自分の中でいろいろ気づきがあり、まだ改善の余地がある(=伸びしろがある)と思えたのが収穫でした。
1.気象コンディション
レースのあった1月12日は、3連休の中で一番寒い日でした。
天気は曇りだったし、気温もレース時で8℃前後だったかと。
ただ、とても走りやすかったです。
風がそんなになかったのもありますが、終盤も暑さを感じることなく走れました。
この日のウェアは
・袖なしのシングレット
・アームスリーブ
・手袋
・ショートタイツ
・足首ぐらいのソックス
・キャップ(&サングラス)
という感じ。
アンダーシャツも上着もなし。
スタート時はもちろん寒かったですが(苦笑)、逆に「暑さ」というストレスが全然なかったのが意外といいなと思いました。
同時に、
「自分の場合、比較的寒めの方が合っているんだな」
ということにも気づきました。
気温10~15℃ぐらいだとちょっと暑くて、20℃ぐらいになるとかなりキツいのだろうな、と思いました。
2.ウェア
着用したウェアは上記の通りだったのですが、今回のセットが必要十分だなと感じました。
手袋とアームスリーブは気温がある程度あれば不必要ですが、例えばこれまで着用していたカーフスリーブはなくても平気だなと。半袖 or 長袖シャツもいらないし、軽装備でいいなと思いました。
今回はショートタイツ(2XUのMCSタイツ)の下にCW-Xの「ボディバランスアップスパッツ」を着用しました。
ショートタイツの下にはいつもアンダーパンツを履いていて、これまではユニクロの「エアリズムメッシュシームレスボクサーブリーフ」を使用していましたが、今回は腰に不安があったので、骨盤サポート目的で切り替えました。
これがとても良く、本当に腰回りが安定したような感覚が持てました。
ショートタイツは太ももをサポートしてくれるし、ちょうどいい組み合わせだなと。
今後もこの組み合わせでいこうと思いました。
3.マグネットパワーに注意
これは反省点なのですが、今回はナンバーカードを安全ピンではなく強力マグネットでくっつけて出走しました。
ショップやAmazonなどで「マグネット ゼッケン留め」で検索するとヒットするやつです。
それ自体は特に問題なくてよかったのですが、レース後半に「あれれ?」と気になることがありました。
だんだんナンバーカードが右側に寄って行っている感覚があったのです。
「どうしたんだ?」と走りながら疑問に思っていたのですが、数分経って気づきました。
右手首に装着していたFitbitトラッカーのバンドがマグネットで留めるやつだったのです。
Fitbitを着脱しやすいので去年からマグネットで留めるバンドにしていたのですが、これの磁力がナンバーカード止めの磁力とくっつき合って右へ右へと寄っていたようなのです(笑)。
走りながら、『キン肉マン』のネプチューンマンとビッグ・ザ・武道が駆使していたマグネットパワーを思い出して笑いそうになりました(笑)。
今後のレースでは、Fitbitのバンドを別のやつにします(笑)。
4.軽ければ軽い方が良さそう
11月ちばアクアラインマラソンを終えて油断していたら体重が激増してしまっていたので現在並行して減量中でもあるのですが、11月末のハーフから数kg減らして今回走ってみたところ、カラダの重たさを感じることなく最後まで走ることできました。
腰の調子は悪かったものの、体重が若干軽くなった分レース終盤のしんどさは減ったような感じがしました。
体重が1kg減るとフルマラソンのタイムが3~4分速くなるというデータもあるようで(サブ3.5~サブ4クラスの私の体重の場合)、けっこう信ぴょう性あるかも、と思いました。
同時に、これからいっそうの減量へのモチベーションも上がりました(笑)。
5.腰が治ればいける?
今回は腰に不安があって「攻め」の走りができませんでしたが、その割には自分なりに「まあまあいけたじゃん」という手応えを感じられた走りでした。
まだ腰には若干の不安が残っていますが、これさえ良くなれば3月はサブ3.5狙えるんじゃないか?と。
もちろん30~35kmぐらいまでは平気でも、そこから先(腰も走りも)どうなるかはレースで走ってみないと分からないですが、少なくとも去年までのような「大丈夫だろうか?」みたいな感じではなかったです。
「50男のポジティブ思考」なだけかもしれないですが(笑)。
やっぱりレースは楽しい
今回の東京ニューイヤーハーフは、3月の東京マラソンに向けたトレーニング目的が7割で、今後も1~2月はちょいちょいハーフや30kmの小規模レースにトレーニング目的で参加する予定です。
ただ目的はどうあれ、やっぱりレースは楽しいです。
自分の場合、一人であれこれと仮説検証をする場という感じもするので、理科の実験や家庭科の調理実習のようなイメージなのかも(笑)。
本番の東京マラソンは緊張感Maxで臨むと思いますが(苦笑)、それまでは楽しく走りたいと思います。
ケガをしないことが最大の目標です。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール
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