見ているうちに「いつか走りたい」に。今年もバレンシアマラソンを見るつもり!
今週末にバレンシアマラソン2024が行われます。
一昨年の2022年大会から見始めて、その大会で偶然にも故ケルヴィン・キプトゥムがマラソンデビューでいきなり2:01:53という驚異的なタイムをたたき出し、
「これは高速コースだ!記録が出まくるかもしれん!」
と興味深くなりました。
初めはレース(勝負)を楽しむ目的で見ていたのですが、去年からは「いつかあそこで走りたいなぁ」という憧れ(?)みたいな思いを持って見ています。
世界有数の高速コース(だと思う)
バレンシアマラソンは、比較的好タイムが出やすい高速コースだと思っています。
2022年大会で上記のとおり2時間1分台が出てびっくりだったのですが、去年もシサイ・レマが2:01:48で優勝してコースレコードを更新。
2年連続で2時間1分台が出ているし、2位以下も2時間3分台が複数人出ているので、高速コースと言えるかなと。
女子でも2022年大会でアマネ・ベリソ・シャンクレが2:14:58で優勝。2位にマラソンデビューだったレテセンベト・ギデイがいきなり2:16:49を出すなど好タイムがけっこう出ている印象です。
日本人選手も出たら面白いのになぁと一瞬思ったのですが、駅伝シーズン真っ只中なのでプロじゃない限り出られませんね(笑)。
バレンシアは元々ハーフで有名
スペインのバレンシアは、元々ハーフマラソンの高速コースとして有名です。
バレンシアハーフと言えば、フルマラソンで言うところのベルリンマラソンと同じくらい、世界記録が頻繁に更新されるコースです。
今年も1ヶ月ほど前に、エチオピアのヨミフ・ケジェルチャが57:30の世界新記録を出して優勝しています。
好タイムに期待!
今年の大会には、まず男子では前回優勝のシサイ・レマと、エチオピアの生きるレジェンド ケネニサ・ベケレが出ます。
ケネニサ・ベケレは去年2:04:19で2位となり、当時の40代最速記録を出しています(後に自身がロンドンマラソンで4秒更新)。
他にも、ビルハヌ・レゲセ(PBは2:02:48!)や、PBが2時間5分台より速いランナーが8人エントリーしているし、キプトゥムが世界記録を出したシカゴマラソンで30km過ぎまでトップを争ったダニエル・マテイコが出るので、熱いレースになるかと。
今年のレースもネット中継を観戦する予定です。
レース(勝負)も面白いですが、バレンシアマラソンはコース風景がとても素晴らしく、特に最終ストレートとなる科学博物館前の橋というか、水に囲まれた直線は異世界のような感じがして、
「おお!こんなところでフィニッシュできたら最高やな!」
と思うようなところです。
ということで、「いつかあそこで走りたい!」と思いながら観戦しようと思います♪