アイアンマン世界選手権2024の展開・優勝予想。優勝経験者4人の争いになるかな

トライアスロン

今週末にハワイ島コナで長距離トライアスロン最高峰の大会、アイアンマン世界選手権2024が行われます。

毎年このレースはネット中継を観戦していて、暑い中の熱いレースに刺激をもらっています。

 

今回は「今の世界トップ4」と言える4人が揃って参加するので、特に楽しみです。

そして、この4人が優勝を争うことになると予想しています。

 

 

今の世界トップ4=優勝経験者

「今の世界トップ4」というのは、この4人です。

 

・サム・レイドロー(フランス 2023年優勝)
・グスタフ・イデン(ノルウェー 2022年優勝)
・クリスティアン・ブルメンフェルト(ノルウェー 2021年優勝 以下、「KB」と略します)
・パトリック・ランゲ(ドイツ 2017、2018年優勝)

 

優勝経験のある4人。
4人とも見ていて「スゲーなぁ」と感じます。

 

それぞれ特徴がありますが、ざっくり書くと

レイドロー…バイクで大きくリードして、ランで逃げ切る

他3人…バイクまではトップになんとか食らいつき、ランで逆転を狙う

という感じかと。

最後のランが勝負どころでしょう(レイドローも「ランで逃げ切る」という意味では勝負どころ)。

余談ですが、最初のスイムで大逃げして優勝した選手は見たことありません(笑)。

 

イデン、KB、ランゲの3人は、揃ってランが速いです。

スイム3.8km、バイク180kmの後のフルマラソンを2時間30分台前半で走ります(汗)。
しかも暑いハワイ島の道路でのランで(汗)。

 

おそらくですが、当日よほどのコンディション不良がない限りは、この4人による優勝・表彰台争いになるでしょう。

 

勝負はバイク終了(ラン開始)時点の状況次第

展開としては、バイクでレイドローがぶっちぎりのトップに立ち、他の3人がバイク終了時点で10位以内につけて追いかける形になるかなと。

 

カギになるのは、バイク終了(ラン開始)時点での順位よりもタイム差。

レイドローが2位以下に6分以上の差をつけていれば、そのまま逃げ切る可能性が高いです。
逆に6分未満の差だと、ランで逆転の可能性が高くなるでしょう。

 

もしもランでイデン、KB、ランゲが並走していたらどうなるか?

 

う~ん、難しい…(苦笑)。

ただ、ランゲだけ38歳と年齢が高いので、ラン後半に若いイデンとKBにペースアップされたら千切られるかもしれません。

とはいえランの記録はほぼ同レベルなので、もしもラン開始時に横一線状態だったら、間違いなく面白い勝負になると思います(見たいです!)。

 

ここに「アルファフライ3」はいない

最後のラン(フルマラソン)が個人的な最注目ポイントなのですが、この4人のランニングシューズはこんな感じです。

レイドロー…HOKA ONE ONE(たぶん「Rocket X2」)
イデン…On(たぶん「Cloudboom Strike LS」)
KB…On(たぶん「Cloudboom Strike LS」)
ランゲ…Adidas(たぶん「Adios Pro EVO1」)

 

たまたまだと思いますが、ナイキのシューズを履いている選手はいません(全員ヨーロッパの選手なのが要因の一つかもしれませんが)。

 

ここで活躍している選手のシューズを見ると

「おお!かっこいいなぁ」

と欲しくなったりするのですが、今回はそうならないようにしようと思います(笑)。

 

いずれにしても、今回もネット中継で観戦するつもりです。

今年も楽しみ!