【祝50-50達成!】「2024年 NL MVPはショウヘイ・オオタニしかいない!」と思う理由を挙げてみた
レギュラーシーズンも残すところ各チーム9試合前後となったMLB2024年シーズン。
リーグMVPは、アメリカンリーグはアーロン・ジャッジでほぼ決定でしょうけど、ナショナルリーグもショウヘイ・オオタニ(大谷翔平選手)で決定だと思っています。
満票じゃないか…いや、満票であるべきだとも思います。
そう思う理由を挙げてみた
大谷選手がMVPだと思う理由はたくさんあります。
いや、ありすぎるかもしれません。
そこで、理由を4つ挙げてみました。
「50-50クラブ」創設
まずコレでしょう。
いわゆる「40-40」はアメリカでは「40-40クラブ」という感じで名誉会員的な表現をしています。
ならば、大谷選手の「50-50」達成は、「50-50クラブの創設」と言っていいでしょう。
そうなると、「次の会員」は誰になるのか?いつ誕生するのか?
分かりません。
この先20~30年ぐらい現れないかもしれません。
そんな歴史的な記録を達成したのにMVPにならないならば、代わりにMVPになる選手はやはり史上初、あるいは史上最多の記録を出した選手でないと!、と思うのです。
1番打者で打点王!?
ホームラン王と打点王の2冠王でも十分すごいのですが、すごいと思うことの一つに
「シーズンの半分ぐらい1番打者なのに打点王」
というのがあります。
打点王を獲る選手と言えば、3番から5番あたりが大半かと(近年は2番打者もいますかね)。
直前の1、2番打者が出塁してチャンスを作り、そこでタイムリーヒットを打って、またはホームランを打って……という具合に打点を重ねるのがセオリーというか定石かと。
そんななか、1番打者で打点王というのは驚異的じゃないかと思うのです。
「1番打者で打点王」が歴史上いるのか分からないですが、たぶん初めてか2人目ぐらいのレベルじゃないかと。
本当にすごいと思います。
リハビリ中
「投手オオタニ」という視点で見ると、今の大谷選手はトミー・ジョン手術明けでリハビリ中の状況です。
そんな状況なのに、
「50-50」達成
ホームラン王独走(ほぼ確定)
打点王間近
盗塁2位(1位はデラクルーズ)
凄すぎです。
「DHだから」とか「守備やってないから」という人もいるらしいけれど、
「打者に専念すれば同じことをやれるっていう人が誰かいるんですか?」
と問いたいです(笑)。
「MVP」の言葉の意味に一番あてはまる
「MVP」は何の略か?
「Most Valuable Player」です。
今季の大谷選手ほど「Valuable」な選手はいないでしょう。
LAドジャースはMLB全体で見ても強豪中の強豪なので、「いやいやオオタニがいなくても…」という人も多そうです。
が、今季のドジャースは大谷選手の活躍なくしてポストシーズン進出はできなかったでしょう。
投手、特に先発投手は負傷者続出で、シーズン前の評価・予想とは大違いの状況でした(今もポストシーズンも厳しそうです…)。
打線もベッツ、フリーマンが途中離脱したり、マンシーもシーズン後半から復帰するなど、「主力勢揃い」というのはつい最近からのことではないかと。
そんな中、大谷選手はシーズン通して大きな離脱はなく、欠場した(たった)3試合は「休養」のためのもの。
それであの活躍です。
「Valuable」以外の何ものでもないでしょう。
称賛しかできない(笑)
多くの人が同じだと思いますが、大谷選手には称賛しかありません。
称賛しかできません(笑)。
野球の能力に優れているだけでなく人格者でもあるので、非の打ちどころがありません。
「嫌い」になどなれません。
これまでの大谷選手の歴史的偉業を一つだけ挙げるなら、
2022年シーズンの「投打両方での規定数達成(162イニング投球&502打席)」
でしたが、今回の「50-50クラブ創設」はそれと並ぶ偉業です。
これで一つには絞れなくなりました。
しかも、達成した場所が昨年のWBCで優勝を決めたローンデポ・パークというのも、何か縁のようなものがあるのかもしれません。
「おめでとう!」という思いとともに、「明るいニュースをありがとう!」という気持ちです。
ポストシーズンも応援したいです。