「20円+600円」が40,000円の代わりになりそうか試してみた
この1ヶ月ほどは暑さで(そして熱中症にならないために)長時間・長距離のランニングを回避しているのですが、暑さでヘロヘロな状態で走り終えてから
「もうちょい走りたいなぁ…」
と思うこともあります(苦笑)。
どうにかして暑さ、そして熱中症になることを防ぎながら走れないものかと思案しているなか、
「これはどうだろう?」
というのがあったので試してみました。
アレが気になった
パリオリンピックの男女のマラソンを見ていた時、気になったモノがありました。
もちろんシューズも気にしていましたけど(笑)、シューズではないモノです。
そう。エリウド・キプチョゲやシファン・ハッサンが着けていたヘッドバンドです。
こんなやつ。
ネットで調べてみると、OMIUSというメーカーが出しているヘッドバンドのようでした。
おでこの部分にボツボツしたモノが付いているのが特徴ですが、これがアタマをクールな状態に保つためのミソのようです(テクノロジーなどの詳しい説明はサイトを見てね♪)。
「なるほど。暑さをしのげるのなら欲しいな。夏のランニングにピッタリじゃん」
と思い、サイト内のSHOPへ行ってみたのですが、買う気は瞬時に失せました。
お値段204ドルでした…。
(ヘッドバンドだけでなくキャップやサンバイザーもあったけど似たような金額)
日本の代理店らしきネットショップにアクセスしてみても、お値段およそ40,000円。
さすがに買えないっす(苦笑)。
4万円あれば、ナイキ「アルファフライ3」を買います。
そしてこのヘッドバンドを諦めたのと同時に、あるアイデアが浮かびました。
数百円で代用できる?
「おでこを冷やすのだったら、アレがあるじゃん!」
ということで思い立ったのがコレ。
ドラッグストアなどで売っている冷却シート(笑)。
「これを貼って、その上にヘッドバンドでカバーすれば、なんとなくそれっぽくなるんじゃないか?」
と思ったのです。
冷却シートは16枚入りを約352円(税込)で購入。
以前から持っていたヘッドバンドも3つセットで1,980円(税込)。
税抜き「20円+600円」でおでこヒンヤリ状態で走れるなら最高じゃないか!と(笑)。
ある日の早朝、家でセットしていつもの近所のスタート地点まで歩いて行ったのですが、歩いている時におでこがスーッとしてきました。
「ヒンヤリ」ではなく「スーッ」です。
メントールが配合されているようなので、清涼感があるのでしょう。
「ああ、この感じが持続されるのならいいかも」
と、その時は思いました。
しかし、走り出して2kmほどで、いつものような暑さを感じるようになりました。
以降もただただ暑い。
おでこにヒンヤリ感はほとんどなく普通に汗をかき、いつもと大して変わらない距離をヘロヘロの状態で走り終えました。
「20円+600円」の実験は失敗に終わりました(苦笑)。
市販の冷却シートは安静時に使用しないと効果はなさそうです。
さらに言うと、おでこを「冷却」するというより、おでこに「清涼感」を与えるという感じなのでしょう。
ということでイマイチな結果に終わりました(苦笑)。
40,000円のやつと比較したわけではいないのですが。
冷却シートは、ランニングを終えてからアタマを冷やす時に使うのが賢明かもしれません。
9月から秋のレースに向けて気合いを入れたいので、その時に残りの冷却シート使おうと思います。