ロンドン旅行記その5|グリニッジ天文台に行ってみた
夏の家族旅行の行き先がロンドンになったのは、息子(中1)の
「グリニッジ天文台に行ってみたい」
という一言がきっかけでした。
ということでグリニッジ天文台に行きました。
寄り道した
グリニッジ天文台には電車(地下鉄)でGreenwich駅ではなく、その隣駅のCutty Sark駅で下車しました。
駅を出るとすぐにカティサーク号発見。
(どういう船かはググってね♪)
せっかくなので船内の見学(有料)に行きました。
いろいろ「へぇ~」と思うものが多く、何より保存状態が良いことに驚きでした。
(日本と違って、台風がちょくちょく来ることがないからなのかもしれません……たぶん…)
ここはここでいいなと思いつつ、1時間ちょっと楽しんで後にしました。
丘の上の天文台
その後、グリニッジ公園を通りながら、天文台のある丘へ。
イギリスの公園はどこも広々としているうえに、きれいに整地された芝生が広がっていて、とてもいいなと思いました。東京で言えば、新宿御苑のようなところがもっとあちこちにあるような印象でした。
まあまあ坂を上ったところにありました。グリニッジ天文台!
天文台からの外の眺めはこんな感じでした。
時間と時計の歴史が充実
入り口には、世界標準時間を表示する24時間時計がありました。
標準時間を決めた場所なだけあって、時計の歴史をたどる展示物があり、息子の付き合いで行ったにもかかわらず興味深く見ることができました(笑)。
さらに、GPS受信機の歴史が見られるコーナーもあり、昔のガーミンの機器や初代iPhoneなども展示されていました。
私は今COROSのGPS付ウォッチを愛用していますけど、「こういう歴史があったのね」というのは勉強になりました。
また、「天文台」というだけあって天体観測の望遠鏡もいろいろあり、これもまた「すげえなぁ」と思いながら見ました。
子午線もあった
グリニッジ天文台には本初子午線もありました(厳密には今の本初子午線はココからほんのちょっと離れた場所にあるらしい)。
せっかくなので、周りの観光客と同じようにまたいでみました(笑)。
iPhoneのコンパスを使ったら、こんなふうに表示されました。
Uber ○○○○があった
息子が行きたいと言い出して行ってみたグリニッジ天文台でしたが、いろんなモノを見たりすることができて、私自身も行けてよかったです。息子も当然ながら満足していました。
帰りは地下鉄ではなく、東京で言うところの水上バスで帰りました。
その名も「Uber Boat」。
Uber社が水上バス会社に出資してネーミングライツも持っているのかと(推測)。
船(ボート)に乗って、橋の下をいくつもくぐりながら帰りました。
途中、ビッグベンやロンドンアイなども水上から見ることができ、陸からとはまた違った眺めを楽しめました。
Uber Boatから建造物を眺めて感じたのは、けっこう面白い外観の建物があったことです。
日本だと耐震基準などに引っかかって建てられなさそうな外観の建物がいくつもあり、
「日本じゃ、こういうのはNGなんだろうなぁ……ていうか、こんな建物が日本にあってもコワくて住めないな」
と思いながら眺めていました(笑)。
とにかくいろいろ面白い体験ができました。
お子さんが地理の授業でグリニッジ天文台を習っていたら、連れて行ってあげてみるのもいいかもしれません。
お子さんより親の方が楽しむ可能性もあります(笑)。