50手前になって初めて分かった自分のこと
「自分のことは自分ではよく分かっていない」
「自分のことは自分が一番よく分かっている」
という言葉がそれぞれあります。
私はどちらかというと後者かな、というスタンスだったのですが、つい最近
「俺、自分のこと分かってなかったなぁ…」
と感じたことがありました。
夏は好きな季節
春夏秋冬とある四季の中で、私は夏が一番好きです。
子供の頃は(社会人になってからも)夏休みが一番長い休暇だったし、服は軽装でいいし、冷たい食べ物が美味しい季節だから、というのが大きな理由です(笑)。
特に小学生の頃は、母の実家がある秋田県で川を泳いだり、昆虫などを捕まえたり、ヘビを見つけてビビったり、といった思い出があるし、冬よりも比較的アクティブに過ごせたのが大きかったかと。
冬は冬でスキーやスケート(最近だとスノボも)といったウィンタースポーツがありますけど、なかなか馴染むことができず(苦笑)、スキーなどに行くたびに
「やっぱ夏の方がいいな」
と思っていました(笑)。
50歳手前の今も夏の方が好きだと思っています。
少なくとも心では。
「好き」と「好調」は別だった
夏が来ると、毎年「よし!やったるぞ!」という気分になります。
そして、「暑さに負けるな」とばかりにランニングに日々励んでいるのですが…
最近は暑さに負けることが多くなりました…(泣)。
秋~春にかけては、レースのない休日は15~25kmぐらい走ることができるし実際走っているのですが、夏になると走れる距離がぐっと短くなります。
一昨年ぐらいまではどうにかチンタラ20kmぐらいまで走れていましたが、去年あたりから20kmも走れなくなっています。
いや、その気になれば走れるのかもしれないのですが、終わった後の疲労と熱中症リスク(のアップ)を考えると、どうしても20kmよりもずっと手前でストップせざるを得なくなるのです。
そう。
夏は「一番好きな季節」なのですが、「一番パフォーマンスが下がる季節」なのです。
冬にロングジョグをしている時などに
「あぁ寒いなぁ。早く夏が来ないかなぁ」
なんて思っているのですが、いざ夏がくると暑さがキツくてなかなかマトモに走れないということが続いています。
「好き」と「好調(パフォーマンス)」は別なんだなと、この歳になって実感しました(苦笑)。
夏のランニングルール
夏のランニングでは、
・レースはまだ先だから頑張る必要なし
・1回のドカ走りよりも継続性・安定性を重視
・ぶっ倒れたら負け
と自分に言い聞かせています。
そして具体的に
・夏場は(休日でも)朝9時までにランニングを終わらせる
・1回のランニングは60分以内が基本(調子よければプラス30分まで延長可)
・マラソンペース以上の速さで走るなら、時間も距離も短くする
というルールを設けて走るようにしています。
秋~春のトレーニングに比べるとかなりボリュームが下がりますが、体調を崩さず継続することを重視するならこうせざるを得ないかなと。
心の中ではまだ夏は好きだし、テンションもちょい上がっているのですが、ランニング中は
「早く涼しくなってくれないかなぁ」
と思ったりしています(笑)。