「Onのジョグ用シューズはとてもいいが、レース用は…う~ん…」と思う2つの理由

ランニング、マラソン,雑感

以前書いたと思うのですが、ここのところ私のランニングシューズはほぼ

レース用:ナイキ(またはHOKA)
トレーニング用:On

という感じになっています。

Onのトレーニング用(ジョグ用)シューズはとても気に入っているのですが、レース用シューズは「う~ん…」という感じです。

 

 

理由①私の走力に合っていない(たぶん)

まず、直近2足のレース用モデル『Cloudboom Echo』、『Cloudboom Echo 3』を購入・使用してみた感想として、コレが挙げられます。

 

私には堅く感じるのです。

反発感はあるのですが、着地時の瞬間的なクッション感がなく跳ね上がる感じ。無理やり例えるなら、そのインパクトは野球の硬式ボールを金属バットで売った時のような感じかなと。

 

他方、ナイキのヴェイパーフライシリーズで感じる反発感は、野球の軟式ボールを打った感じのように思うので、違うなと思うのです。

たぶん、私の体重(80kg前後)の重さと走り方のいずれか、または両方によって、シューズの特性が活かせていないのでしょう。仕方ないといえば仕方ないです。

 

ただそう考えると、私のようなショボいレベルの足でもいい感じに走らせてくれるナイキのレース用シューズは素晴らしいなと改めて思います。

 

理由②最新モデルがタイムリーに買えない

履き心地だけでなくカッコよさを求める(笑)私にとっては、これもまた大きいです。

どうもOnのレース用シューズは市販されるタイミングがイマイチです…。

 

『Cloudboom Echo 3』のプロトタイプを初めて見たのは、2022年10月のアイアンマン世界選手権でした(優勝したグスタフ・イデンが履いていた)。
当時市販されていたのは、一つ前のモデル『Cloudboom Echo』。

 

で、『3』が発売されたのは、2023年7月。

「ようやく発売された~!」と喜んで購入したのですが、2023年4月のボストンマラソンでは女子で優勝したヘレン・オビリが、すでにその次のモデル『Cloudtri 1』と言われているシューズを使用していました…。

 

『3』発売から約1年経った現在も、市販されているOnのレース用シューズは『3』のままなのですが、海外のレースなどを見ていると、選手は『Cloudboon Strike』や『Cloudboom Echo 4』と言われている未知の最新モデルを使用しています。

 

でも、それらがいつ発売されるかは未定。
発売されるのかどうかも未定です…。

 

というわけで萎えるのです。

この点、ナイキやアディダスはプロトタイプをトップ選手が使用し始めてもほぼ半年以内には市販されるので、そこはタイムリーだなと思うのです。

 

しょうもない理由だけど大きい

理由②に関しては「しょうもない」とツッコまれるかもしれませんが(苦笑)、けっこう大きいと思っています。

 

もしも使用していた選手が世界記録レベルの大記録を出せば、とたんに

「なんなんだあのシューズは!履いてみたい!」

と思うランナーは続出するはずです。
もちろん市民ランナーが世界記録を出すことなんてないでしょうけど、各々の自己ベスト更新を後押ししてくれるかもしれないし、モチベーションも上がるので欲しくなるはずです(私も欲しい!)。

このへんはOnの戦略的な理由もあるのかもしれませんが(レース用よりトレーニング用に力を入れる等)、Onにはレース用シューズもタイムリーに出してくれるといいのになと思っています。

 

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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