ドイツ代表の「アディダス→ナイキ」には驚いた
先日ネットのニュースで報じられていましたが、サッカードイツ代表のユニフォームのサプライヤーが2027年からナイキになるそうです。
私がサッカーを見始めた頃から「ドイツ代表(旧西ドイツ代表)といえばアディダス」というイメージしかなかったし、調べてみたらドイツ代表は旧西ドイツ代表時代を含めて70年以上にわたってアディダスと契約していたそうなので、驚きでした。
「2024年スポーツ10大ニュース」にノミネートしてもいいレベルです。
永続する契約だと思っていた
ドイツ代表のユニフォームは、私がサッカーを始めた頃から一度も変わらずアディダス製でした。
ローター・マテウスやピエール・リトバルスキーがいた時代も、カール・ハインツ・ルンメニゲやハラルト・シューマッハーがいた時代も、さらにはゲルト・ミュラーやゼップ・マイヤー、フランツ・ベッケンバウアーがいた時代もアディダス。
ドイツ代表のユニフォームには、アディダスのロゴと3本線があるのが当たり前のように思っていました。
余談ですが、私の記憶が正しければ、1994年ぐらいまではドイツ代表はユニフォームだけでなくスパイクもアディダスで統一されていたかと(フランス代表も)。
なので、当時プーマと契約していた(お父さんがプーマに勤務していた)マテウスやルディ・フェラーなんかも、代表では例外なくアディダスのスパイクでした。
(パトリックと契約していたミシェル・プラティニも、フランス代表ではアディダスのスパイクでした)
それにそもそもアディダスはドイツのメーカーでもあるので、ドイツ代表とアディダスの契約は永続する(アディダスが倒産しない限り永遠に続く)ものだと思っていました。
まさかのアメリカのメーカー
そして、
「万が一アディダスから他メーカーにサプライヤーが代わるとしても、ドイツのメーカーだろうな。てことはプーマだろうな」
ぐらいに思っていました。
(余談ですが、アディダスの創始者アドルフ(アディ)・ダスラーさんとプーマの創始者ルドルフ・ダスラーさんは実の兄弟なのは有名な話)
それがそれが、まさかのナイキ。アメリカのメーカー。
これもまた驚きでした。
ただ、なぜなのかを知って納得しました。
ナイキはアディダスとの契約額(年間5000万ユーロ)の倍以上の額を提示したそうです。
(アディダスが渋っていたのか、はたまたナイキが思い切ったのかは分かりませんが…)
「そこまで金額に開きがあるなら、そりゃあ乗り換えるわな」と思うわけです。
どんなデザインになるのか楽しみではある
ドイツ代表とアディダスとの契約は2026年までだそうなので、今度のワールドカップまでは「3本線入りのユニフォーム」ということになります。
2027年からナイキ。
その時どんなデザインになるのか楽しみではあります。
「最初はシンプルなデザインかな」と予想していますが、3本線がないというだけで違和感というか違いを感じるでしょうね(笑)。
個人的には「まぁいいかな」という気もしています。
最近のアディダスはデザインの「当たり/ハズレ」が激しいと思うからです。
かっこいい時は本当にかっこいいのですが、イマイチな時は「なんじゃこれ?」と言いたくなるレベルでイマイチなので(苦笑)。
あぁ、どこかの青い色の代表ユニフォームもそうですよね(笑)。