ようやくレビュー…Onの「Cloudboom Echo」(3じゃない方)を使用してみた
先日、こんなことを書くとともに、Onの「Cloudboom Echo」を購入したことを書きました。
最新のシューズ「Cloudboom Echo 3」の初使用はまだなのですが(苦笑)、一足早く旧モデルの「Cloudboom Echo」の方を使用してみました。
「Cloudboom Echo」は2021年発売のモデル。
「今更レビューなんて…」とツッコまれるのは承知していますが(笑)、自分の記録用に残しておこうということで。
勝負ではないレース用
「Cloudboom Echo」は、↑で書いたとおり、勝負と位置付けていないレース用として使用する方針です。
耐久性も他メーカーのレース用シューズと同等のようだし、ためらうことなく履けるだろうということで。
今回は初使用なので、試し履きということでトレーニングに使用してみました。
新品のレース用シューズは、なるべくレース前に1度以上は試走するようにしています。
以前一度だけですが、いきなり新品シューズをレースで履いて走ったことがあり(しかもフルマラソン…汗)、幸いにも特段のトラブルなく走れたのですが、やはりレース前に履いて試してみないとコワイなと思ったものでした(笑)。
「Cloudboom Echo 3」については、今現在もどうしようか考え中です。
耐久性があまりにもアレなもので、トレーニングに使うのをためらってしまうのです(苦笑)。
試走してみた感想
で、「Cloudboom Echo」を走ってみました。
ソックスとの相性
足を入れてみてまず思ったのは、
「ソックスは厚手の方がいいな」
ということでした。
アッパーは柔らかくてスムーズに履けるし、足馴染みもいい感じです。
ですが、薄手のソックスだとシューズの中で足に「遊び」ができてしまうというか、ややルーズフィットな感じがします。
この点はシューズによりけりで、例えばナイキの「AIR ZOOM TEMPO NEXT %」なんかは薄手のソックスの方が圧倒的に良いと思っているのですが、Onのレース用シューズは厚手のソックスの方がよさそうです。
最新の「Cloudboom Echo 3」も「Cloudboom Echo」とほぼ同じ素材のアッパーのようなので、厚手のソックスに合わせるようにするつもりです。
クッション&反発
今回は20kmほどをキロ5:30~6:00ペースでタラタラ走ってみたのですが、走ってみた感想は
「あ、ヴェイパーフライ2にちょっと似てる」
でした。
昨シーズンはレース用シューズにナイキの「Alphafly Next% 2」と「Vaporfly Next% 2」を使用していたのですが(今シーズンは前者は10km以下のレース用、後者はトレーニング用)、どちらかといえばヴェイパーフライ2の方に似た感覚がありました。
特にフォアフット部分の反発感が似ているなと。
リアフット(ヒール)部分は、ヴェイパーフライ2に比べて「Cloudboom Echo」の方は硬いというかクッション感が少ない感じがしました。
私はなるべくフォアフットで走るようにしているので支障はないですが、ヒールストライク(リアフット)走法のランナーにはヴェイパーフライ2の方がよさそうだなと思いました。
一番うれしかったのはコレ
走ってみて一番うれしかったというかホッとしたのは、
靴ずれが全然なかったこと
です。
去年書きましたが、昨シーズンのレース用シューズのうち、アルファフライ2は「履けば靴ずれ不可避」のため、レースには一度しか使用できませんでした(しかもハーフ)。
クッションと反発の感触は最高に素晴らしく、ヴェイパーフライ2よりも気に入っているのですが、自分の足型にはどうしても合わないようで、5~12kmで靴ずれしてしまうのです(泣)。
そのため、昨シーズンのレースのほとんどはヴェイパーフライ2を使用しました。
そんな経緯があったので、初めてのOnのレース用シューズで心配していたのですが安心しました。
「Cloudboom Echo 3」も大丈夫であってほしいです(笑)。
考えていた通りに使えそう
「Cloudboom Echo」は個人的な総合評価として悪くない…いや、かなり好印象でした。
ナイキのヴェイパーフライ2が今のところ私の歴代ナンバーワンですが、Onのレース用2足もそれに引けをとらない良さではないかと期待しています。
あとはレースでその力を発揮してくれるかどうか。
これは使用する自分次第でもあるので(苦笑)、ここからいっそう気合いを入れてトレーニングに励みたいです。
それにしても今年の夏は暑い。暑すぎる…。
もう少しすれば徐々に暑さが和らぐと思うので、徐々に距離を伸ばしていきたいです。