慶応の夏の甲子園優勝に早稲田出身の私が思うこと
2023年夏の全国高校野球選手権(以下、甲子園)は、慶応義塾高校の107年ぶりの優勝で幕を閉じました。
私は早稲田大学出身、さらに言うとその附属の高校出身なので、バリバリのライバル校だったりします(笑)。
今回の慶応優勝に関しては、個人的に思うところがありました。
「おめでとう!素晴らしい!」
これに尽きます。
ライバル校とか関係ないです。
本当によく優勝したなぁと思います。
神奈川県大会だって、横浜高校、横浜商業、桐蔭学園、東海大相模等々の強豪校・古豪校が多い激戦区です。
そこを勝ち抜いて甲子園出場を果たし、さらに5試合に勝ったわけで、本当に驚きだし素晴らしいと思います。
選手たちも必死ながらも楽しく野球をしている感じが伝わるし、ネガティブに感じる要素がこれっぽっちもありませんでした。
決勝戦で対戦した仙台育英高校も同様。
決勝戦はどっちが勝っても同じように称賛できる、素晴らしい試合だったと思います。
ライバル校が優勝して、悔しさとか妬みとかは……これっぽっちもないです。
まぁ母校の野球部が甲子園に出場するほど強くないからというのもありますが(苦笑)。
「エンジョイ」はただのエンジョイではない(と思う)
慶応義塾高校野球部のモットーが「エンジョイベースボール」だったそうです。
野球の強い高校にはなかなかなさそうなフレーズで意外性のある言葉ですが、この「エンジョイ」は言葉そのままのエンジョイではないと思っています。
勝手な推測ですが、
「出来る限りの努力をして、試合で精いっぱいその成果を発揮して、勝ち負けよりもその過程や成長を楽しもう」
みたいなイメージの言葉なのかなと思っています。
日々の練習は必ずしも「楽しい」だけのものではないでしょうし、練習方法なども選手たちが自分たちの頭で考えていたそうなので、練習以外の時間も結構野球モードだったのではないかと。
そう思うと、これから高校野球の環境や雰囲気も少しずつ変わるのかもしれないなと思いました。
「エンジョイベースボール」を言葉どおりに捉える高校はずっと勝ちにくいでしょうね(笑)。
甲子園に見に行く気持ち…わかる!
決勝戦は(いや、初戦から)慶応義塾高校の応援団が甲子園に大挙して駆けつけていました。
おそらく高校の生徒、OBだけでなく、慶応大学の学生や大学OBもいたのでしょう(幼稚舎や中等部の生徒さん親子もいたかもしれません)。
でも、分かります!
私も母校が甲子園に出場したら応援に行きたいと思うので(笑)。
準々決勝、準決勝、決勝と勝ち進めばなおさらです。
高校時代、野球部とは全くの無関係でしたが(苦笑)、それでも応援には行きたくなるよなぁと思います。
ちなみに私の母校は、まだ甲子園出場経験はないみたいです。
もし出場できたら、私が生きている間では最初で最後じゃないかと(笑)。
なので、あれだけ大勢いたのは理解できますし、「いいなぁ」という羨ましい気持ちもありました。
いろいろつらつらと書きましたが、今回はただただ「おめでとう!」という気分です。
早稲田出身ですが(苦笑)、本当に素晴らしかったと思いました。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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