8月の世界陸上を通り越して9月のベルリンマラソンがいっそう楽しみになった

ランニング、マラソン

2回目のマラソンで2回目の2時間1分台を出した(要するに2時間1分台しか出していない)ケルヴィン・キプトゥムが、つい先日世界陸上の参加を辞退してベルリンマラソンに出走する予定だというニュースを知ってから、今年のベルリンマラソンは楽しみになっていたのですが、よりいっそう楽しみになってきました。

(※後日追記)
ケルヴィン・キプトゥムはベルリンマラソン2023には出走しないとのニュース記事もあり、キプトゥムの参加は未確定のようです。

 

 

王の帰還

簡単に表現するなら、↑この言葉。

昨日、エリウド・キプチョゲがベルリンマラソンに出走することを発表しました。

 

ついこないだ、勝手な予想でキプチョゲはNYCマラソンに走るのかなと思っていましたが、まさかの「Back to Berlin」。
WMM(ワールドマラソンメジャーズ)完全制覇は、パリオリンピック後に目指すのかもしれません。

 

ベルリンマラソンはコース、気候の両面で好タイムが出やすいレースなので、キャリア終盤の今だからこそ「より速い記録」を狙いに行くのかな、なんて推測しています。

ベルリンで走る以上は、ただ「勝つ」というだけでなく、「記録更新」もセットで狙っているのは間違いないので、期待が持てます。

 

キプトゥムとマッチアップ

キプチョゲが走るということは、キプトゥムと初めて同じレースで走るということです。

一騎打ち必至でしょう。

 

キプトゥムは初ベルリンですが、ベルリンで走る以上は世界新記録を狙っているのは間違いないでしょう。

こないだのロンドンマラソン2023を見た時、30kmぐらいまでペースメーカーと走っている間はペースが遅くてイラついているように見えました。
実際、ハーフ過ぎたあたりでペースメーカーに「遅くないっすか?」みたいに声をかけていて、30kmでペースメーカーが退いたらすぐに単独でスパートをかけていたし(速かった。後半のハーフが59:45だった!)。

 

お互いがいいコンディションで当日を迎えれば、レース終盤までヒリヒリした展開になるんじゃないかと。

駆け引きの上手さはキプチョゲに分があるでしょうけど、勢いの良さはキプトゥムでしょう。

いやぁ楽しみ♪

 

(※後日追記)
これを書いた時点では把握していなかったのですが、ケルヴィン・キプトゥムがベルリンマラソン2023には出走しない(別のレースに出走するようだ)とのニュース記事もあり、キプトゥムの参戦は未確定の状況です。

 

3人での争いになる?

さらに、今回のベルリンマラソンにはアモス・キプルトも出走するようです。

アモス・キプルトは、東京マラソン2021でキプチョゲと36km過ぎまで並走して優勝を争った選手(このレースで2位になり、2:03:13の自己ベストを出しています)。
優勝も狙える実力者だと思います。

 

キプルトも加わって、3人での優勝&世界新記録の争いになるんじゃないかと。

いやぁ楽しみ♪

 

当日は万全のコンディションであってほしい

今回のベルリンでは、おそらくペースメーカーは世界記録更新ペース(2時間1分切りペース?)の設定になるんじゃないかと。
5kmあたり14:12~13、1kmあたり2:50~51のペースでしょうか…(汗)。

 

去年のベルリンマラソンでは先頭集団のペースメーカーが3人いたけれど、ハーフあたりで1人脱落していたし、残った2人も必死の形相で引っ張っていました。

ペースメーカーも世界トップクラスじゃないと務まりません(苦笑)。

 

凄いレースになりそうなので、またライブ中継を見るつもりです。

とにかく、キプチョゲもキプトゥムもキプルトも、ベルリンマラソン当日は万全のコンディションであってほしいです。

 

 

 

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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