「見る」マラソン2023-24シーズンの注目は世界陸上よりもWMM+α
今年の秋頃から来年春頃までのマラソン2023-24シーズン。
走る方もさることながら、見る方も楽しみにしています。
夏に世界陸上がありますが、マラソンはそんなに注目していません。
それよりも、その後の大会に注目しています。
世界陸上はマラソン選手に不人気?
世界陸上は文字通り「世界陸上」なのですが(笑)、ことマラソンに関しては世界のトップどころが集結することが少ないように感じています。
いや、トップクラスのランナーは参加しているのですが、キプチョゲやケネニサ、ファラーといったいわゆるビッグネームが参加することがなかなかありません。
10,000m走などのトラックレースはトップどころが集まるのですけどね…。
そのせいか、世界陸上のマラソンはチラ見するぐらいで、スタートから最後まで見ることがほとんどないです。
で、今回もそうなりそうです。
ケルヴィン・キプトゥムがすでに参加を辞退したし、「○○○○が参戦!」みたいなニュースもないし。
キプチョゲが走るとか、ケネニサが走るとかあれば大注目するのですけどね(笑)。
WMMはやっぱりハズせない
他方で、世界陸上後のWMM(ワールドマラソンメジャーズ)のレースは注目しているし楽しみです。
ベルリンマラソンには、ケルヴィン・キプトゥムが参加予定。
間違いなく世界記録更新を狙うでしょう。
先日のロンドンマラソンでの強さを見ると、2時間1分切りをしちゃうかもしれないという期待が持てます。
シカゴマラソンには、シファン・ハッサンが参加予定。
トラックレースでとんでもなく強いハッサンのマラソン2戦目です。
先日のロンドンマラソンが初マラソンで2:18:33を叩き出して優勝。
途中で一度ストップして脚を痛そうにしていたのに(笑)。
しかも、シカゴマラソンには女子の世界歴代2位の記録(2:14:18)を持つルース・チェプンゲティッチも参加予定。
ハッサンとの一騎打ちが楽しみです。
キプチョゲはNYCマラソンかボストンマラソン、あるいはその両方に参加でしょうか。
WMM完全制覇を狙うなら、それしか選択肢はないでしょう。
ということで、この両レースも注目しています。
「+α」とは?
タイトルには「WMM+α」と書きました。
この「+α」とは何かというと、バレンシアマラソンです。
バレンシアというとハーフマラソンの方が有名で、ベルリンマラソンのようにハーフマラソン世界記録が頻繁に誕生する高速コースなのですが、フルマラソンの方も毎年12月に開催されています。
去年はケルヴィン・キプトゥムが初マラソンでいきなり2時間1分台で優勝しました。
私は女子のレテセンベト・ギデイが初マラソンだったのでそっちに注目していたのですが(2位だったけど、2:16:49で世界歴代6位のタイムでした)、思わぬ形でキプトゥムの衝撃デビューをリアルタイムで見てしまいました(笑)。
で、今年12月に行われる予定のバレンシアマラソンには、ウガンダのジョシュア・チェプテゲイがエントリー。
5,000mと10,000m両方の世界記録保持者が、満を持して(?)マラソンデビューします。
注目しないわけにはいかない(笑)。
トラックレースとは距離が全然違うので思うようにはいかないのかもしれないですが、10,000m走のようなハイペースで走りつづけちゃったら…とか想像すると、楽しみでしかないです。
ちなみに10,000m世界記録の26:11.00は、日本記録より1分7秒速いタイム。
トラック1周以上の差があるというのがもう…(汗)。
見る方も楽しみ
ということで、マラソンの「見る方」はやっぱり楽しみです。
自分とは次元が違うのは分かっているのですが(苦笑)、その異次元っぷりというか、人間の究極レベルの走りが見られるというのがいいなと。
国内の駅伝などと違って感情移入はないけれど、ワクワク感を持って見られます。
ん?東京マラソンには注目しないのかって?
東京マラソンは「見る方」じゃなくて「走る方」になりたいです(笑)。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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