NBA2022-23レギュラーシーズン終了。MVPは「やっぱり彼しかいない!」と思っている
NBAの2022-23レギュラーシーズンの全日程(各チーム82試合)が終わり、明日から「プレイイントーナメント→プレイオフ」が行われます。
シーズンのMVPはレギュラーシーズンでの活躍から選考されるのですが、私の中では
「アイツしかいない!」
というのが決まっています。
今回は迷いませんでした(笑)。
「ジョーカー」でしょう!
今シーズンのMVPはやっぱり「ジョーカー」ことニコラ・ヨキッチだと思っています。
チーム成績でいえば、リーグ最高勝率のミルウォーキー・バックスからヤニス・アデトクンボが選ばれてもおかしくないし、得点だけ見れば、得点王のジョエル・エンビードも素晴らしかったです。
特にエンビードの2シーズン連続はすごいです。
センターの得点王は21世紀で初めてだし(1999-20シーズンのシャック以来いない)、センターで2シーズン連続となると1970年代までさかのぼらないといません(汗)。
チームでの役割としてスコアリングが求められていて、それに十二分に応えているのでしょうけど、センターで平均30点以上は久しぶりに見たなぁという印象です。
でも、やっぱりMVPはヨキッチではないかと。
得点こそ平均24.5点だったけれど、
リバウンド平均11.8(リーグ2位)
アシスト平均9.8(リーグ3位)
と、シーズン平均トリプルダブルまであと少しの数字だったし、センターなのにアシスト3位っていうのがもう…(汗)。
ちなみに1位はジェームズ・ハーデン、2位はトレイ・ヤングで、ヨキッチはクリス・ポールよりも平均アシストが多いという…。
驚異的です。
しかもチーム(デンバー・ナゲッツ)はウェスタン・カンファレンス1位で、得点・アシスト・リバウンドの3部門でヨキッチがチームナンバーワンです。
文字通り「Most Valuable Player」でしょう!
3シーズン連続は史上4人目!
ヨキッチは昨シーズン、一昨シーズンもMVPだったので、今シーズンもMVPになれば3シーズン連続になります。
調べてみたら3シーズン連続のMVPは、歴代でもビル・ラッセル、ウィルト・チェンバレン、ラリー・バードの3人しかいないそうです。
ジョーダンでさえも連続2シーズン止まりだったとは思ってもいませんでした(汗)。
(まぁ、最初のスリーピートの時はバークリーが素晴らしかったし、2度目のスリーピートの時もカール・マローンが素晴らしかったからなぁ)
でも、それでもアリだと思います。
ヨキッチはそのぐらいの活躍をしているといえます。
センターというと、個人的には主に90年代に活躍したユーイングやオラジュワン、シャック、アロンゾのような「ザ・センター」みたいなプレースタイルが好きなのですが、ヨキッチのような多彩な(多才な)活躍をするセンターが今のNBAには最もフィットしているんだろうなと。
発表はしばらく先でしょうけど、ヨキッチに選ばれてほしいなと思っています。
ていうか、他に誰がふさわしいんだと(笑)。