初めての高級補給食。「MAURTEN(モルテン)」のエナジージェルを使ってみた
週末に走った荒川ハーフマラソンで、初めて「MAURTEN(モルテン)」のエナジージェルを使ってみました。
ハーフマラソンならジェルを投入しなくても大丈夫なのですが、味を試してみたくて(笑)。
左の黒いのがカフェインなし、右の白いのがカフェインあり
MAURTENって?
タイムに関係なく気合いの入ったランナーならMAURTENのことをご存知かと。
エリウド・キプチョゲやケネニサ・ベケレ、モハメド・ファラーといった世界トップランナーがスペシャルドリンクを飲んでいるメーカーです。
キプチョゲは去年の東京マラソンでもベルリンマラソンでもMAURTENのロゴ入りボトルを給水に使用していたので「ああ、あのロゴの」という方もいるかと。
世界のトップ中のトップが愛用しているぐらいだからいい商品なのは間違いないのですが、価格が他のメーカーのエナジージェルの約4倍もするので(※)、使ったことがない人からすれば「価格が特徴」という感じかと。
私はそういう理解でした(笑)。
(※)多くのエナジージェルは1つ250円前後、MAURTENは1つ1,000円前後
どんなものか気になっていたので、先日エイヤッと購入。
冬のレースに使用することにしたのです。
私ごときサブ3.5にも満たないショボい市民ランナーには分不相応だというのは重々承知していますが(苦笑)。
フルマラソンには欠かせないエナジージェル
エナジージェル自体は、レースでは欠かさず用意しています。
フルの時は2~3個、ハーフでは0~1個。
フルで約4時間走りっぱなしだと、水分だけでなくカーボ(炭水化物)も途中で注入することが欠かせません。F1のマシンにピットストップ時に給油するようなものです。
注入しないと、ガス欠したF1のマシンのようにどこかでカラダが動かなくなります(練習時に経験あり)。
エナジージェルもメーカーがいろいろあるのでレースの都度あれこれ試しています。
今のところ「ココのやつがベストだ!」というのは特にありません。
で、(価格的に)最も手が出づらいMAURTENがこの1年で目についたので、試すことにしたのです。
価格が250円前後なら、レース前に味見ついでに1つ消費するのもいいと思うのですが、1,000円前後だと味見ではさすがにもったいない(笑)。
ということで、ハーフだけどレースで使用することにしました。
ヤ、ヤバい…
荒川ハーフマラソンでは12km過ぎたあたりの給水所で封を切って注入しました。
他の多くのエナジージェルは自分には激甘なので、給水所で水と一緒に飲まないとツライからです(苦笑)。
「どんな味だろうか?」と思いながら注入してみると、つるんと水ようかんのように口に入っていき、味もちょっと水ようかんっぽい感じがしました。あんこみたいな味(自分調べ)。
う、うまい。
そして、程よい甘さ。
基本的に糖分なので甘いことは甘いのですが、「うわっ」という激甘感はなかったです。
水がなくても大丈夫かも…って思うぐらいに。
しんどい走りをしていたのですが、一瞬だけ美味しさを味わうことができました。
時間にして4~5秒ぐらい。
「10秒チャージ」よりも短い(苦笑)。
リピート?
MAURTENのジェルを飲んだから速くなるかというと必ずしもそうではないでしょうけど、カーボを手早く美味しく注入できるのはいいなと思いました。
「これからMAURTENをリピートしようかな」と思うくらい美味しかったです。
でも実際にリピートするかどうかは考えものです。
「フルのレースで2,000~3,000円」と考えると、レース後にどこかの美味しいご飯を食べる方がいいかもと思うし(笑)。