コレも「不滅」のNBA記録になるかもしれない
NBA記録。
チーム記録も個人記録もたくさんあります。
長年破られずにいる記録もあるし、すぐに塗り替えられる記録もあります。
「コレは(自分が生きている間は)破られないんじゃないかな」と思う記録もいくつかありますが、そのリストにもう一つ加わりつつあります。
「鉄人」ってことで…
破られなさそうな記録
私が「コレは(自分が生きている間は)破られないんじゃないかな」と思う個人記録には、主に以下のようなものがあります。
・1試合最多得点(ウィルト・チェンバレンの100得点)
・レギュラーシーズン得点王回数(マイケル・ジョーダンの10回)
・レギュラーシーズン連続得点王(ウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダンの7年連続)
・レギュラーシーズン1試合平均得点30点以上の回数(マイケル・ジョーダンの8回)
・通算リバウンド数(ウィルト・チェンバレンの23,924回)
・レギュラーシーズンリバウンド王回数(ウィルト・チェンバレンの11回)
・レギュラーシーズン連続リバウンド王(デニス・ロッドマンの7年連続)
・レギュラーシーズンアシスト王回数(ジョン・ストックトンの9回)
・レギュラーシーズン連続アシスト王(ジョン・ストックトンの9年連続)
・通算アシスト数(ジョン・ストックトンの15,806回)
・通算スティール数(ジョン・ストックトンの3,265回)
よ~く調べれば他にもいくつかありそうです。いや、あります。
チェンバレン、ジョーダン、ストックトンの持つ記録がヤバすぎるので、こんな感じになっています。
で、上記に追加されそうなのがコレです。
連続試合出場記録
NBAの連続試合出場記録といえば、“鉄人”AC・グリーン。
その記録、1,192試合です(汗)。
これ、もう破られることはないかもしれないなぁと思っています。
というのも、コロナ禍によって「安全衛生プロトコル(健康安全プロトコル)」という規定が設けられているからです。
これは、コロナ検査で陽性判定された場合には、無症状なら最低6日間の隔離、症状があれば10日間の隔離または24時間以内の連続検査で2度の陰性判定が出るまで復帰できない、といったものです。
(ちょっとずつ改定されているので最新ではないかもしれない…)
選手がどんなに注意を払っていても、検査で陽性と判定されれば(無症状であっても)必然的に欠場となります。
正直、レギュラーシーズンの82試合を出場することすらも難しくなっているでしょう。
そうなると、1,192試合、およそ14シーズン半というとてつもない連続出場記録は破られそうにないなと思うのです。
ていうか、今AC・グリーンが現役バリバリの若手だったとしても同じ記録は作れないでしょう。
それでも「絶対」とは言えない
ただ、それでも「絶対に破られない」とは言い切ることが出来ません。
なぜなら、「絶対に破られないだろう」と思っていた記録が今季中に破られそうだからです。
NBA通算得点記録。
カリーム・アブドゥル=ジャバーが約33年間保持していた38,387得点が、とうとうレブロン・ジェームズに破られつつあります。
NBAを見始めた頃は、とてつもない大記録だと思っていたのですが、破る選手が出てくるものなんだなと、しみじみ感じるのです。
通算3ポイント成功数もレジー・ミラーの記録をレイ・アレンが抜き、さらにそのレイ・アレンの記録をステフ・カリーが抜いたし。
なので、もしかしたら20年後、30年後あたりに破られることがあるかもしれないですが(連続出場記録に限らず)、まぁジイさんになってもNBAを見る楽しみはなくならないだろうなと思っています(笑)。