3年ぶりにハワイ島でアイアンマン世界選手権2022。やっぱり見るのは楽しみ
今週末にアイアンマン世界選手権2022が行われます。
コロナ禍で2020は中止、2021はユタ州で今年5月に行われましたが、今回は3年ぶりに聖地ハワイ島コナで行われます。
毎回LIVEをネットで観戦しているのですが(バイク後半あたりから(^^;))、ハワイ島のきれいな景色と選手の熱いバトルとのコントラストがとても良く、観戦を楽しんでいます。
ランニングだけに満足している私はトライアスロンをやる予定が未定ですが(苦笑)、それでもこの競技は見るのも楽しいです。
同時に出場している選手(アスリート)にも敬意を感じます。
やっぱりハワイ島が一番
2021大会はハワイ島ではなくユタ州で行われました。
まだこの時期はハワイ州での感染状況が芳しくないなどの事情があったので仕方ないのですが、やっぱりハワイ島で行われなかったのは残念でした。
というのも、やっぱり「聖地」だからです。
トライアスロン発祥の地だし、毎年世界選手権はここと決まっている場所なので。
それに、ハワイ島はスタートのスイムでの海がすごくキレイで、ハイライト映像などを見てもとても映えます。海底近くでウミガメが泳いでいる上を選手たちが必死に泳いでいる映像などもあり、見ていて和んだりします(笑)。
家族旅行で通ったことのある道路がバイクとランのコースになっていたりして、
「ああ、今あそこを走っているんだなぁ」
などと感慨にふけることもできます(笑)。
やっぱり本命はあの選手
肝心のレースですが、やっぱり優勝候補筆頭はクリスティアン・ブルメンフェルトでしょう。
去年から絶好調です。
・オリンピック(短い距離)で金メダル
・アイアンマンディスタンス世界新記録
・アイアンマン世界選手権2021優勝
・アイアンマンディスタンス非公認ながら驚異の7時間切り
など、とんでもない戦績を残しています。
マラソンで言えばエリウド・キプチョゲのような感じ。
すでにトライアスロン界のGOATとも言えそうな活躍ぶりです。
もちろん長丁場の勝負なのでその日のコンディションが最大のカギでしょうけど、それさえ問題なければぶっちぎるのではないかと思っています。
参加者リストを見て対抗馬を挙げると、
ライオネル・サンダース
ブレイデン・カリー
パトリック・ランゲ
セバスティアン・キーンレ
グスタフ・イデン
ティム・オドネル
アリスター・ブラウンリー
あたりかなぁと。
特にランゲとキーンレに注目したいです。
ランゲは2度の優勝経験があるし(2017、2018)、初めてハワイ世界選手権で8時間切りをした選手でもあります。
今やベテランですが、ここらへんで優勝当時のランの速さを見せてほしいです。
キーンレも優勝経験がありますが(2014)今大会を最後に引退すると言われており、最後のひと花を咲かせてほしいと思っています。
バイクでの速さが抜群で、10年ぐらい前の大会でバイクでぐんぐん上位に上がった時には、実況が
「Kienle is flying!」
なんて言っていました。
それを聞いていた私は、
「ああ、英語でも「ぶっ飛ぶ」みたいな表現をするんだな」
と思ったものでした(笑)。
あとは、アリスター・ブラウンリーにも頑張ってほしいなと。
ロンドン、リオと連続でオリンピック金メダリストになり、満を持して長距離にシフトしたけれど、これまで世界選手権ではイマイチ振るわずにいます。
34歳なのでまだ数年は第一線でいけると思いますが、このぐらいのタイミングで一度チャンピオンまたはそれに近いところまで行けると今後の期待も大きくなると思っています。
対抗の筆頭になりえたヤン・フロデノがケガで欠場なのが残念ですが、やっぱりその時のコンディションが最重要ポイントなので大激戦になるだろうと思っています。
楽しみです。
この連休は自分の10kmレースがあるけれど、それよりも楽しみ(笑)。