「今の自分」に勝って「過去の自分」に勝つ
レース(マラソン、ハーフマラソン等)ではいつも他人と勝負するつもりはまったくありません。
なので、自分のレースとの向き合い方をどのように表現するか考えると、
「今の自分」に勝って「過去の自分」と戦う
みたいな感じかなと思っています。
「敵」は自分。それしかいない
もともとレースには1人で参加しているし、周りの誰かとも争おうとも思っていません。
誰かと一緒に参加することがあっても、たまたまレース会場で知っている人と会っても、その人と競うことは考えません。
むしろ「お互い頑張って、いい記録残そうぜ」というふうに思います。
レースはあくまで自分との戦いという位置づけです。
それ以外にありません。
レースまでの練習期間は「今の自分」と
自分との戦いといっても、レース前の練習とレース本番では微妙に相手が違います。
レース前の練習では、「今の自分」と戦っていると思っています。
無茶なオーバーワークをして、コンディションを崩しそうになる自分
逆に「今日は暑いから…」「今日はまだ疲れが…」などと言い訳をこねて怠惰になろうとする自分
調子に乗って余計に走ったりペースアップをして、ケガをしそうになる自分
コンディションを高めていくために規則的な生活が大事なのに、惰性で不規則になろうとする自分
外では感染に細心の注意を払うべきところ、緊張感が緩んでしまう自分
そんな自分に戦い、勝たなければなりません。
チョロくもあり、難しい相手でもあります(苦笑)。
レース本番では「過去の自分」と
レースまでは「今の自分」と戦いますが、レース本番では「過去の自分」と戦っていると思っています。
「過去の自分」とは、自己ベストを出した自分です。
これもまたチョロくもあり、難しい相手でもあります。
他人視点で見ればそれほど難しいタイムではないと思いますが(2022年8月現在、フルの自己ベストは3:35:55)、毎年1つずつ歳をとっているので「衰えが明らかに出てくる前になんとか…」という一種の焦りのようなものも出てくるのです(苦笑)。
自分と戦い続けたい
そして、「今の自分」にも「過去の自分」にも勝ち、どうにか自己ベストを更新して達成感に浸っても、すぐにまた
「その自己ベストを更新したい」
という欲が出てきます。
きっとこの欲がなくなるまで走り続けるのでしょう(笑)。
まだまだ自分とは戦い続けたいです。
そんな思いも込めて、昨日東京マラソン2023の都民エントリーに応募しました。
当選してほしい(切実)。