2022年ベストバウトを選ぶのがマジで難しくなりそう…(苦笑)
先日、こんなことを書きました。
書いた当時はGGG vs 村田選手が今年のベストバウトでほぼ確実だろうと内心思っていたのですが、昨日
「いや、そうとは限らないぞ。むしろこっちの方がすごいかもしれない」
となりました。
む、難しい…(笑)。
想定外だった
昨日の井上尚弥選手 vs ノニト・ドネアの試合。
世の中の大半の人と同じ感想です(苦笑)。
試合前にKO決着になるだろうとは予想していました。
判定にはならないだろう、ラウンド毎にスコアをつけても意味はないだろうと。
ただ、どっちがどのラウンドで勝つのかは予想できませんでした。
想定では、
「井上選手が勝つならば7~10Rで、ドネアが勝つならば10~12Rで」
と考えていました。
で、可能性として「前者9割、後者1割」ぐらいに考えていました。
それがそれが。
1Rでいきなりダウンを奪った時には、「ああああ!!」と思わず画面の前で声を出してしまいました(笑)。
ドネアは39歳とはいえタフな選手。完ぺきなクリーンヒットじゃないと倒れることはないんじゃないかと思っていたからです。
それが、いきなり1Rに見事なカウンターがクリーンヒット。
この時点で勝敗は決まったと思いました。
2Rは、井上選手はどうするのかと思っていました。
一気に畳みかけるのか、それとも慎重にドネアのダメージ具合を見ながらじわじわ攻めるのかと。
答えはその中間だったようです。
「攻めながら守る、守りながら攻める」みたいな攻防一体の戦い方。盤石。
ダメージの残っているドネアには成す術がないように感じられました。
こんなに短期決着、しかも一方的な形で終わるとは思っていなかったです。
ドネアはフェルナンド・モンティエルをKOした11年前からスゲー選手だと思って見ていて(奇しくもこの試合も2RKOだった)、西岡利晃さんをKOした時には「あぁ、このドネアはパッキャオみたいな存在になるんだろうなぁ」と思っていました。
それだけに「あのドネアが…」という思いもありました。
いやぁ~すごかった。その一言でした。
どっちでも行けるし、2階級4団体統一も可能
昨日の試合を見て、井上選手にいい勝負ができるバンタム級の選手はもういないだろうと確信しました。
「勝てる」ではなく「いい勝負ができる」です。
次はポール・バトラーの持つWBOのベルトが照準のようです。
4団体統一。問題なくやってのけるでしょう。
一方的な試合になるんじゃないかと思います。
バトラーがディフェンシブに戦ったとしても、10R以内に捕まると思います。
その先は、スーパーバンタム級に転向するのかと思いますが、ここでも4団体統一が可能ではないかと思っています。
というのも、今のスーパーバンタム級のチャンピオンは、ムロジョン・アフマダリエフ(WBA、IBF)とステファン・フルトン(WBC、WBO)の2人だけ。
最短で2試合勝てばいいからです。
アフマダリエフもフルトンも現在無敗なのですが、井上選手の相手にはならないんじゃないかと思います。
個人的には、その上のフェザー級に転向したら苦戦するかもしれないと思っています。
4団体のうち1~2つの王座を獲ることは可能だと思いますが(=5階級制覇は可能)、さすがに4団体統一できるかどうかは分からんぞと。
いずれにしても今後が楽しみです。
そして、2022年のベストバウトはどっちだろうか?(苦笑)。
9月にGGG vs カネロがあるので(これも楽しみ!)、それが終わってからじっくり考えようと思います。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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