「それをやるんだったら…」FINALISSIMAに思ったこと
昨夜、「FINALISSIMA(フィナリッシマ)」なるサッカーの大会が行われました。
EURO優勝国(=ヨーロッパ王者)とコパ・アメリカ優勝国(=南米王者)が対戦する試合で、今回が初めて。
結果は南米王者のアルゼンチンが、ヨーロッパ王者のイタリアに3-0で勝って初代王者となりました。
イタリアが完敗を喫したのが残念だったのは確かですが、それ以上に今年のワールドカップに出場できない方がとても残念なので(苦笑)、そこはまあいいです。
それ以外で思ったことが2つありました。
イタリアのユニフォーム、かっこいいじゃん…
まず思ったのが、イタリアの新しいユニフォームがかっこよかったことです。
「そこかよ!」ってツッコまれそうですが、そこです(笑)。大事です(笑)。
イタリアのユニフォームは、これまでおおむねハズレなし。
リニューアルの都度、「おお! なかなかいいじゃん」と思っていました。
歴代最高は94年のディアドラ製で不動なのですが、それでも今まで「なんだこれ⁉」みたいな感じはほとんどなかったように思います。
今回も「おお!いいねぇ」と感じました。
なのに、ワールドカップに出られない…(泣)。
しかも、プーマがサプライヤーなのも今年で最後… 。
今回の試合結果と同じくらい、こっちも残念でした。
以前にも書きましたが、来年からアディダス製になるのが本当に憂鬱です。
クラブもコレにしてくれないかなぁ?
今回のFINALISSIMA、調べた限りではFIFA主催ではなくUEFAとCONMEBOLによる共同開催のようです。
FIFA主催ではコンフェデレーションズカップがありますが(ヨーロッパ、南米だけでなく、アジア、アフリカ、北中米王者等も参加)、コンフェデレーションズカップが行われないから
「俺らだけでやっちゃおうか?」
的に行われたのでしょうか?
今後の継続性が不透明だなと感じました。
それと同時に、
「クラブワールドカップもなくていいんじゃない?」
と思いました。
コンフェデレーションズカップは違いますが、クラブワールドカップはヨーロッパ王者と南米王者のチームが準決勝から参加します。
この時点で、決勝を「ヨーロッパ王者vs南米王者」にする気マンマンのように感じられるもので…(笑)。
準決勝までは前座というか前菜というか、決勝前に盛り上げるぐらいの位置づけで、あくまでメインディッシュは「ヨーロッパ王者vs南米王者」のように思えるのです。
ならば、かつてのトヨタカップ(ヨーロッパ/サウスアメリカカップ)のように「ヨーロッパ王者vs南米王者」の一発勝負でいいんじゃないかなと。
まとめると、
コンフェデレーションズカップとクラブワールドカップを取っ払って、
FINALISSIMAとヨーロッパ/サウスアメリカカップをやればいいじゃん
と思うのです。
FIFAとしては大会規模をデカくするために各地域・大陸王者も出場させていますけど、個人的にはそこでは全然盛り上がらないもので(苦笑)。
できるだけ万全に近い状態で「ヨーロッパ王者vs南米王者」を一発勝負でやる方がいいのになぁと思うのです。
代表もクラブも。
そんなわけでFINALISSIMAが今後行われるのか分からないですが(苦笑)、「やるんだったらクラブも同じようにやればいいんじゃない?」と思いました。
ところでアルゼンチン、この試合ではとても良かったけどワールドカップでは厳しいだろうなぁ…。
現時点ではそう予想しています。