アイアンマン世界選手権2021はただただ楽しく観戦するつもり
今週末はボクシングのカネロ・アルバレス vs ドミトリー・ビボルの一戦もあるのですが、それ以上にアイアンマン世界選手権2021の方が楽しみなので(笑)、こっちについて。
今回の世界選手権はちょっと残念なところもあるのですが、それでも楽しみです。
レース後半あたりからネットでライブ中継を見ようかなと思っています。
ちょっとだけ残念…
「2021」という表記から分かるとおり、今回は2021年に行う予定だった大会が延期になって行われるものです。
それだけなら別にいいのですが、従来のハワイ島コナではなくユタ州セントジョージで行われるのです。
今年10月に予定されている「2022」がハワイ島コナに戻るようなので、おそらく今回限りの特例でしょう。
そのため、「コースレコード更新か!?」のようなフィニッシュタイムに注目することができません。
これが残念ポイント1つ目。
もう1つが、ヤン・フロデノとパトリック・ランゲの欠場。
2015~19年の優勝者2人が揃ってケガで出られないのは残念です。
この2人が出ていれば、よりいっそう熾烈な優勝争いになると思っていただけに…。
それでも楽しみ
フロデノとランゲが出られないのですが、逆にいうと、今回の優勝者は「初優勝」となる可能性が非常に高いということです。
(セバスティアン・キーンレが優勝した場合は2度目になりますが…)
誰を応援するとか一切なく、純粋にレースを楽しみたいなと思います。
優勝候補を挙げると、
クリスティアン・ブルメンフェルト(ノルウェー)
アリスター・ブラウンリー(イギリス)
グスタフ・イデン(ノルウェー)
ライオネル・サンダース(カナダ)
セバスティアン・キーンレ(ドイツ)
あたりかなと。
クリスティアン・ブルメンフェルトは東京オリンピック金メダリストにして、アイアンマン世界最速記録保持者(両方とも2021年に達成!)。一番勢いはあるかと。
東京オリンピックで見せたように、暑さに強そうなイメージもあります。
アリスター・ブラウンリーはロンドンとリオでオリンピック2連覇するなど、オリンピック・ディスタンスでは一時期無双状態でした。
アイアンマンにシフトして数年経ち、そろそろ成果を出す頃じゃないかと。
グスタフ・イデンはアイアンマン70.3(いわゆるハーフ)で強い選手。
若いので体力的にはアイアンマンにも順応するかと。
ただ長丁場の勝負だけに、若さが吉と出るか凶と出るかは未知数なところもあるでしょう。
サンダースは実力者。世界選手権で2位になったこともあります。
今回の会場セントジョージで行われた70.3の大会で優勝したこともあり、場所との相性が良さそうです。
キーンレは今回と10月の世界選手権をもって第一線から退くようで、今回のレースにかける意気込みは一味違うでしょう。
以前からバイクがめちゃめちゃ速い選手なので、バイク終了時点でトップに立ち、なおかつ2位以下に差をつけていれば優勝を狙えるんじゃないかと。
当日のコンディション次第で状況がガラッと変わるので予想は難しいですが、楽しみです。
自分のランニングへの刺激にもしようと思います。