立て続けに2つも年間10大ニュースがあった週末
この週末は、2022年スポーツ10大ニュースに挙がるであろう(挙がるべき)出来事が2つ発生しました。
しかも2日連続で。
まだ4月上旬なのに、自分の中の年間10大ニュースのうち6つが埋まっちゃいました。
どうしよう(苦笑)。
GGG-村田戦に2つの感動
土曜日のゲンナジー・ゴロフキン(以下、GGG) vs 村田諒太選手の一戦。
2つのことに感動しました。
先週のブログには書きませんでしたが、もしかしたらGGGが5Rぐらいで倒しちゃうかもなぁと思っていました。
あまりのパンチの破壊力に心を折られちゃうかもしれないなぁと。
過去のGGGの試合を見ていたら圧倒的すぎて、つけ入るスキがないなと感じたからです。
全盛期の無双時代のGGGだからかもしれませんが。
ところがところが。
村田選手は1RからGGGが出すパンチにしっかり反応して返すし、要所要所で上手くボディを出していました。
3Rあたりからは、GGGもボディに対して露骨にカラダをくの字にして嫌がっていました。
GGGの調子がイマイチなのかもしれないけれど、それ以上に村田選手が良さそうで、「こりゃ分からんぞ!」と盛り上がりました。
6R以降から伸びるジャブや角度を変えたフック(あんなフック、他のボクサーは出せない) を当てるなどして、徐々にGGGが形勢逆転。
それでも村田選手の心は全然折れず。
そこが素晴らしかったです。
今までの多くのGGGの相手は「もうやめて…」と言いたげに嫌々な感じで倒されていましたが、村田選手は最後まで戦っていました。
あのダウンはもうどうしようもないし、陣営のタオル投入も納得でした。
戦えるギリギリの状態まで果敢に戦ったことにまず感動しました。
「大善戦」とはあまり言いたくない。
「大激戦」だったと言いたいです。
もう一つ感動したのは、試合後。
まさかGGGがガウンを村田選手に着せるとは。
GGGが毎試合そうしたり、他の選手がよくそうしているなら何とも思わなかったですが、あんなシーンは初めて見ました。
GGGが紳士的なのは以前から知っていましたし、試合前も比較的穏やかな感じではあったのですが、ここまでのことをしたことに驚きとともに、村田選手との激闘に対する敬意が表れていて感動的でした。
さらに、ロッカールームに引き揚げた後にわざわざWBAのベルトを村田選手のところに持って行って渡すなんて…。
そんなことをするボクサー、見たことない。
対戦カード自体が日本では過去最大級のビッグマッチでしたが、試合後も含めて歴代最高と言ってもいいくらい素晴らしいものでした。
村田選手が今後現役を続けるかどうか未定のようですが、どちらにしても意思のままの決定をしてほしいです。
もし続行するなら最後にカネロに挑戦してほしいです。
けっこうやるんじゃないかと思います。
完全試合
佐々木朗希投手の完全試合にも驚きでした。
昨季のピッチングを何度か見た時に、
「こりゃ将来、170km/hを投げちゃうんじゃないかな」
とは思っていました。
さらに言えば、いずれノーヒットノーランはすると思うけれど、1~2回四死球を献上してしまうんじゃないかな(=完全試合はないだろうな)と思っていました。
まさかこんなに早く完全試合をやってのけるとは…(汗)。
28年前の槇原さんの時は、たまたまTV中継を見ていました(たしか家で父親が見ていたのだと)。
今回は、豊洲やお台場をぐるっと回る32kmLSD走をしていた時のことでした。
たまたまスマホに連絡(メール)が入り、ついでにネットニュースを見たら
「千葉ロッテ佐々木朗希、8回まで完全試合継続中」
という見出し。
これは追いかけずにはいられないとなり(笑)、一時的にジョグからウォーキングに切り替えてネット速報を更新しまくりました。
13者連続奪三振(NPB新記録)
1試合19奪三振(NPBタイ記録)
も達成しての完全試合。
まだ20歳。
しかも捕手の松川選手は18歳のルーキー。
しかも相手は、パ・リーグチャンピオンのオリックス・バファローズ。
言うことないです。
ゲームセットの速報を見た瞬間、背筋がゾクッとしました。
ランニング後に映像を見たら、コントロールが良いうえに、積極的に3球で仕留めようとしていて「これはすごい!」と思いました。
2ストライクを獲ったら、その後は1球外して…とかよくあるのですが。
将来NPBでプレーし続けるなら、もう1回ぐらい出来ちゃうんじゃないかと思います。
でも、将来は絶対MLBで見たい。
今のジェイコブ・デグロムのような、とんでもない投手になるんじゃないかと期待したくなります。
あと4つ…
すごい週末でした。
まだ2022年は4か月も経っていないのに、自分の中では10大ニュース相当の出来事が6つも発生しました。
これからNBAプレイオフがあるし、MLBもシーズンが本格化するし、サッカーのワールドカップもあります。
世界陸上もあるし、テニスとゴルフのメジャー大会が3つずつあるし、「THE MATCH 2022」もあるし、井上尚弥 vs ノニト・ドネア2もありますね。
あぁ、アイアンマン世界選手権もあるし、ロンドンマラソン、ベルリンマラソンもある…。
盛り上がる1年になりそうです。
イタリアがワールドカップに出られないことを除いては(泣)。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール
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