【東京マラソン2021出走記】サングラスを使わずマスクを装着して走ってみた
東京マラソン2021では、トレーニングでも実際のレースでも試してみたことがいくつかありました。
勝負の場として位置付けていたにもかかわらず、ある意味「実験」の場でした(笑)。
そんな「実験」の一つに
「サングラスなし・マスク装着でレースを走ってみた」
というのがありました。
↑ナイキのベンチュラーマスク。これも好き
マスクランはお手のもの(笑)
日常のランニングでマスク(スポーツ用のやつ。いわゆる不織布マスクではない)を着けて走っているので、マスクをしていてもそれほど苦しくはありません。もちろんない方がラクですけどね(笑)。
マスクをすることで若干呼吸しづらくなる点は、「高地トレーニングと一緒だ!」ということで鍛錬の一環だと考えるようにしています。
根性論な感じですが(苦笑)。
「マスクを外して走ればいいじゃん。事前にPCR検査で陰性だったんだし、周りのランナーもみんな同じだし」
とは思っているのですが、
「花粉症で鼻水が出始めている(目もかゆくなっている)から、鼻はガードしたいなぁ」
というのがあり、「試しにマスクして走ってみようかな」という気になりました。
サングラスとマスクは両立しない
コロナ前のレースではサングラスを必ず着用していました(OAKLEYのRADARシリーズ)。
今回もサングラスを使いたかったのですが、マスクを着用すると必ずレンズが曇ります。
いろんなタイプのマスクと3種類の曇り止め液を使ってみたのですが、どれも不合格でした。
自分の中で、「サングラスとマスクは両立しない」という結論に至っています。
(よって、コロナ禍でのランニングではサングラスをほとんど使っていません…)
ということで今回の東京マラソンでは、花粉症対策として鼻のガードを優先することにしました。
使ったマスク
今回使用したマスクは、アンダーアーマーの「UAスポーツマスク フェザーウェイト」。
UAスポーツマスクの進化版です。
ナイキのベンチュラーマスク、D&Mのランナーマスクとも迷ったのですが、花粉防御力の一番高そうなものにしました(笑)。
ちなみにナイキのベンチュラーマスクは、東京オリンピック2020でアメリカ選手団が使用していたのと同じ、ひと味違ったマスク。
これが意外と呼吸しやすく、しかも目立つので(笑)個人的に気に入っているのですが、今回は使用を見送りました。
前半は全然平気だったが…
レース前半は、マスク着用でも全然平気でした。
呼吸も普通にでき、給水とエネルギー補給の時だけマスクをズラすのみで行けました。
が、中間点を過ぎたあたりから、さすがに苦しく感じるようになりました…。
給水の時にマスクを濡らしてしまい、通気性が悪くなったのかもしれません。
ちょっとずつ呼吸のしづらさを感じるようになり、25km過ぎからはマスクをちょっと下にズラして鼻出しマスク状態で走るようになりました。
もはや花粉症対策の意味がない…(泣)。
鼻出しマスク状態にして呼吸がだいぶラクになったので、しばらくそのまま走り、途中ところどころにあるカメラ撮影ポイントではマスクを装着し直して、ごく普通な状態を装って映っていました(笑)。
フィニッシュ後の鼻のコンディションは、やはりアウト(泣)。
レース後半で鼻出しマスク状態にしちゃったことが痛手になりました…。
結論:レースでマスクはしない方がいい(笑)
マスクを装着してレースを走ってみて、
やっぱレースの時はマスクしない方がいいな
という結論に至りました。
当たり前か(苦笑)。
そして、サングラスはあった方がいいなと感じました。
今回は晴天にも恵まれたため、太陽がまぶしく感じる場面が多々ありました。
キャップでもかぶればよかったかもしれないですが、やっぱりサングラス!(笑)
次回以降のレースの改善ポイントになりました。