サンズ絶好調。でも大記録はもっとすごかった
2021-22シーズンのNBAレギュラーシーズンは、おおむね50試合を消化。
オールスターブレイク後にプレイオフ進出争いが激化していくことでしょう。
ここまでフェニックス・サンズが絶好調で、東西両カンファレンスを通じて戦績トップ。
多少負けが込んだとしても、プレーオフ進出は堅いかと。
50試合を終えて41勝9敗と勝率8割超えなので、一瞬だけ「スゲーなぁ」と思っていたのですが、
「そういえばあの頃のあのチームって、今頃どうだったんだ?」
と思い立って調べてみたところ、やっぱり「あの頃のあのチーム」はもっとすごい戦績でした。
「あの頃のあのチーム」その1
まず、1995-96シーズンのシカゴ・ブルズです。
ジョーダン、ピッペン、ロッドマンのBIG3にハーパー、クーコッチ、カー、ロングリーなどがいて、レギュラーシーズン72勝10敗という当時の新記録を打ち立てたチーム。
プレイオフでも盤石の強さを見せてNBAチャンピオンになりました。
2度目のスリーピートの1シーズン目ですね(ジョーダン&ピッペンは4度目の優勝)。
あの当時のレギュラーシーズン50試合を終えての戦績を調べてみたところ、
45勝5敗
でした(ソースはこちら)。
サンズの勝率8割超えに驚いていたのですが、当時のブルズは9割でした(汗)。
「あの頃のあのチーム」その2
もう一つは、まだ記憶に新しい2015-16シーズンのゴールデンステート・ウォリアーズ。
上記のブルズを1つ上回る73勝9敗という新記録を残したチーム。
めちゃめちゃ強かったけど、ケビン・デュラントが加入する前だったんですよね。
圧倒的な強さを誇っていたのでチャンピオンになるのは確実だろうと思っていたのですが、ファイナルでクリーブランド・キャバリアーズに負けるというイタさでも歴史に残るシーズンでもありました。
あの当時は、50試合を終えての戦績は
46勝4敗
でした(ソースはこちら)。
今のサンズでも5ゲーム差をつけられてしまうというのがもう…(汗)。
まだ分からんっす…
比較の対象がアレだったかもしれないですが(苦笑)、それでも今季のサンズは絶好調だといえるし、現時点では優勝候補の筆頭といってもいいのではないかと思っています。
ただ、チャンピオンになるかというと、まだやっぱり何ともいえず…分からないです。
かつてはカンファレンス1位チームが8位チームにプレイオフ1stラウンドで負ける、なんてこともありましたからね。
今季は「どこが優勝するのか」もさることながら、「どことどこのNBAファイナルになりそうか」の予想も困難な状況なので、勝敗の行方を最後まで楽しく見られそうです。
ゲームそのものは……う~ん、面白いのかなぁ?