GOATのプレーは何年たっても色褪せないと改めて
私の中でバスケットボールにおける「GOAT(Greatest Of All TIme)」と言えばマイケル・ジョーダンなのですが、オールタイムチーム(GOATチーム)を作る場合にポイントガード(PG)に入れるのはマジック・ジョンソンです。
歴代PGには、ジェリー・ウェスト、ピート・マラビッチ、ジョン・ストックトン、オスカー・ロバートソン、アイザイア・トーマス、ケビン・ジョンソン、ティム・ハーダウェイ、ゲイリー・ペイトン、ジェイソン・キッド、アレン・アイバーソン、トニー・パーカー、クリス・ポール、デリック・ローズ、ステフ・カリー、カイリー・アービング、ラッセル・ウェストブルック、ルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤング、ジャ・モラント等々、素晴らしい選手がたくさんいますが、私の中でマジックは不動にして最高のPGです。
YouTubeでキャリアハイライトを見て、「間違いない!」と確信しました。
「神様」の次に衝撃を受けた
ジョーダンが凄いのは言うまでもなく、今ハイライトを見てもやっぱり凄いです。
「あの頃にしてはすごかった」ではなく、「今の現役と比較してもやっぱりすごい」です。
NBAを見始めた30年前にジョーダンに衝撃を受けたのは言うまでもないですが、マジックのプレーにもジョーダンの次に衝撃を受けたものでした。
30年前といえば、マジックが(一度目の)引退をした年。
そこからマジックの現役時代のVTRを見ては「なんだこれは!」と驚いたものでした。
名前(愛称)の通り「マジック」そのものでした。
現代PGのスーパープレーの元祖
現代のPGのスーパープレーももちろんすごいです。
おそらく、ボールハンドリングやシュート精度などのスキルは今のPGの方が優れているでしょうし、フィジカルも進化しているのではないかと。
でも、今のPGがやるスーパープレーを30~40年前にやっていたのがマジック・ジョンソンでした。
少なくともそんな感じ。
間違いなく今のPGはマジックのプレーに影響を受けていると思います。
もしそうでないとしても、今のPGが影響を受けたその選手はマジックの影響を受けているはず(笑)。
PGでありながら、ジャバー不在の時にジャバーの代わりにセンターもやるというハンパないことをやってのけたのも「マジック」としか言いようがありません(しかもルーキーイヤーのNBAファイナルで(汗))。
こんなPGは、さすがにもう出てこないんじゃないか…と思っています。
(レブロン・ジェームズは近い選手だけど、さすがにずっとPGだとしんどそう)
今見ても「マジック」だった
こんなことを書いたのは、NBAがYouTubeでマジックのハイライト集を更新していたからでした。
9分ちょっとのショート映像なのですが、見入ってしまいました。
今までに同じようなプレーを何度も何度も見ているのですが…(苦笑)。
今見ても「マジック」だし、最近のNBAのスーパープレーとして見ても全然遜色ありません。
バスケが好きな30歳未満の若い人には、ぜひ見てほしいです。
ていうか、マジックの現役時代を知る人にも見てほしいです。
やっぱり凄いお方です。