ボロ勝ち・ボロ負けの試合に同情してしまうのはGK経験者あるあるなのか?(苦笑)
サッカーの試合では、プロ・アマ・学生・ちびっ子の競技レベルに関係なく、時々とんでもない点差のボロ勝ち・ボロ負け試合があります。
6-0とか、7-0とか、7-1とか、8-2とか。
さらには13-0とか、22-0とか(汗)。
そんなスコアを見て真っ先に思うのは
「(大量点を取られた)GKはツライなぁ…」
という同情。それだけです。本当に。
これって、GK経験者あるあるでしょうか?(苦笑)
失点した時のダメージはGKが一番大きい(自分調べ)
今となっては昔のことですが(苦笑)、少年時代はサッカーをやっていて、GKからFWまで全てのポジションを経験しました(全ポジションを対外試合で)。
強いチームに所属したことはないので、勝ち試合も負け試合も当然あります。「ボロ」がつくレベルの勝ち負けもあります。
それを通じて思うのは、「失点した時の精神的ダメージはGKが一番大きい」ということです。
FW~DFの時にも、自分が失点のきっかけになることもありましたが、心のどこかで
「他の味方選手も誰も止められなかったし、仕方ない」
というのも、ほんのちょっとだけありました。
失点を悔やむよりも、点を取り返すことや同じミスを繰り返さないことに意識を向けていました。
でも、GKは守ることがすべて。守ってなんぼのポジション。
同じミスを繰り返さないというのは共通しているけれど、自分で点を取り返すというのはほぼ不可能。
それだけに、失点のたびに「クッソ~!」や「ぐわぁ!」といった、なんとも表現し難い悔しい感情が出ていました。
なので、大量点(いわゆるゴールラッシュ)の試合を知ると、楽しさよりもGKへの同情に心が向いてしまいます。
「1試合5失点以上」は未体験
GKは主に大学以降にやりましたが、幸いにも当時所属していたチームの味方DFが強固だったので、私がGKをしていた頃の1試合での最大失点は4点でした。
ただ、その4失点でもめちゃめちゃヘコみました。
(トーナメントでの敗退と、先輩の引退も重なっていたので)
1試合5失点以上は未体験です。
なので、トップレベルの試合でたまにとんでもない大量点の試合があると、勝ったチームに対して「すげーなぁ」とかよりもまず先に
「GK(のメンタル)は大丈夫か?」
と心配になるのです。
プロのGKならいろいろ経験していると思うし、どうにか立ち直れるのでしょうけど、10代の若いGKはどうなんだろうか? とか。
(「これも経験だ」ぐらいに捉えて、すぐに立ち直ってほしいです)
こんなふうに思うのは、自分だけではないと思っています。
GKを経験していれば、誰もが少しぐらい思うのではないかと。
ということで、ゴールラッシュの試合なら誰もが「ヒャッハー!」と喜ぶわけではないんだよということを、ココでひっそり主張しておこうと思います(笑)。