やっぱり不確実…今後計画を立案する際に必要だと思った3つのこと
今年もあと1カ月。
そろそろ来年の目標・計画を考えようかなと思うところですが、来年も完全に計画通りに進めることは難しそうだと感じています。
「不確実性」という言葉を頻繁に見ますが、まさに今は不確実。
なので、不確実なことも目標や計画に織り込まないといけないなと思っています。
1.長期目標と短期目標をごっちゃにしない
自分がやる失敗なのですが(苦笑)、長期目標と短期目標を混同してしまうことです。
長期目標のためのステップとして短期的な目標を設定してみるのですが、後者の達成に邁進しているうちに、「その先にある長期目標」の存在を見失ってしまうことがあるのです。
もちろん毎回短期目標を達成していければそれでいいとは思うのですが、今のように思うように事が運ばないことが多々生じる中でも長期目標を見失ってはいけないなと。
短期目標の達成が難しいなら、別の長期目標達成への道筋を考えてみるような思考が必要だなと思っています。
自分に言い聞かせています(笑)。
2.目標達成にこだわらない
上記に関連しますが、目標達成にこだわらないことも大事かなと。
「目標を設定しておいて何なんだ?」とツッコまれそうですが、その目標は「外部環境の激変がないこと」や「計画の遂行を妨げるような事態が起きないこと」が前提にあるはずです。環境がいつ、どのように変化していくか、なんて誰も正確に読めないわけですから。
環境が変化している中でも目標達成にこだわると、泥沼にハマりそうな感じがするのではないかと。
特に、売上や利益に関係する数値目標の場合は、達成にこだわるのは危険だと思っています。
いろんな企業の不正会計事例を見ると、ほとんどがこういうマインドになっていることが根底にあるのではないかと。
目標があることはいいと思いますが、達成にはこだわらない。
「○割ぐらい達成できれば、まぁいいよね」ぐらいに考えるのがいいのかなと思っています。
3.柔軟性。とにかく柔軟性
先のことが不確実なので、ああしよう・こうしようといったプランの通りに進まなくなることが多々生じると思います。
この2年で痛感していることです。
いつ、どんな環境変化が起こるか分からないので、目標達成だけでなく計画にもこだわりを持たず柔軟に対応することが必要だなと感じています。
「この状況じゃ難しそうだから、今は止めておこう」とか
「コレをしようと思っていたけど無理そうだから、別の方法を考えよう」とか。
コロナ禍以前は「プランB」ぐらいがあればいいだろうと思っていたのですが、それじゃ十分ではないなと。
BとかCとかいくつも用意しても、それがスムーズに進む保証はないでしょう。どんなプランも、それがスムーズに進む状況にあることが前提なので。
結局、その時・その状況に応じた対応力のようなものが大事だなと思っています。
行き当たりばったりでもいいのかもしれないが…
こんなことを思ったのは、また新型コロナウイルスの変異株が感染者の入国を介して流入して、感染拡大の懸念が出てきたからです。
3月の東京マラソンもこりゃ分からんな……と(苦笑)。
最近になって国内の新規感染者が激減しているので「3月は大丈夫そうだな」なんて思っていたのですが、ここにきて先行き不透明になってきた感があります。
こういう状況なので、目標や計画など立てず行き当たりばったりでもいいのかもしれないですが、不確実である以上、目標や計画の変更を余儀なくされるようなことが全く何も起こらないという可能性もあります。
なので、
「コレが出来たらいいな」
「こういうふうに進められるといいな」
ぐらいの方向性というか、ふわっとした目標や計画は立てておこうかなと思っています。
さあ、どうするか?(笑)