2021年のボクシングは好勝負が多い。まだベストバウトは決められない…
明日で11月が終わり、2021年も残り1ヶ月になろうとしています。
そろそろ1年を振り返りながらボクシングの2021年ベストバウトを決めようかな、なんて思ったのですが、選ぶのに迷いました(苦笑)。
好勝負が多い1年です。
しかも、まだ12月も注目すべき試合が何試合もあります…。
激しく熱い一戦。そして陥落
昨日行われたWBAスーパー、WBCフランチャイズ、WBO、IBFのライト級タイトルマッチ、テオフィモ・ロペス vs ジョージ・カンボソスJr.は面白い試合でした。
ロペスが1Rから積極的に倒しに行き若干優位に進めるも、カンボソスJr.に絶妙のタイミングで右のオーバーハンドをもらってダウン。あまり効いていなかったように見えましたが、あの一発で調子が狂ったのかもしれません。
2R以降は持ち直して挽回を図ったけれど、カンボソスJr.が良かったこともあり、ほぼ互角の展開でした。ジャッジも難しいだろうなぁと感じました。
10R目にダウンを奪い返したものの、これもあまり効いていなかった様子。最終12Rまでバチバチの打ち合いでした。
結局、カンボソスJr.の勝ち。ロマチェンコに勝ったロペスが一度も防衛できず負けるとは思わなかったので、ちょっとした驚きでした。
ただ、カンボソスJr.も強かったし、何より激しく熱い試合でした。
見終わった時に、「今年のベストバウトかな」と思ったのですが、一瞬で「いや、待てよ」と思い直しました(笑)。
2021年は好勝負多い
ここまでの2021年の11か月を振り返ってみると、好勝負が多いことに気づきました。
個人的に「いい試合だったなぁ」と感じたものをざっと挙げてみると(時系列で)、
ライアン・ガルシア vs ルーク・キャンベル
フアン・フランシスコ・エストラーダ vs ローマン・ゴンサレス 2
ブランドン・フィゲロア vs ルイス・ネリ
ジャーボンテイ・デイビス vs マリオ・バリオス
タイソン・フューリー vs デオンテイ・ワイルダー 3
アンソニー・ジョシュア vs オレクサンドル・ウシク
テレンス・クロフォード vs ショーン・ポーター
がありました。
こうして見ると、今のところベストはエストラーダ vs ゴンサレスかなぁと思います。
まだ決められない…
でもまだ「決定」というわけにはいきません。
12月も注目すべき試合がいくつもあります。
デヴィン・ヘイニー vs ジョセフ・ディアス Jr.
ジャーボンテイ・デイビス vs アイザック・クルス
ワシル・ロマチェンコ vs リチャード・コミー
ノニト・ドネア vs レイマート・ガバリョ
井上尚弥選手 vs アラン・ディパエン
アルツール・ベテルビエフ vs マーカス・ブラウン
村田諒太選手 vs ゲンナジー・ゴロフキン
目が離せないです。
他にもジェイク・ポール vs トミー・フューリーの試合もありますが、これは別にいいでしょう(笑)。
今年最後(12月29日)の村田選手 vs ゴロフキンが終わるまでは決められないですね。
この試合がベストバウトになる可能性も十分にあるので。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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