ヘビー級が久しぶりに面白くなってきた

ボクシング

昨日は、ボクシングWBCヘビー級タイトルマッチ、タイソン・フューリー vs デオンテイ・ワイルダーの一戦を楽しくTV観戦しました。
ダウンを奪って、奪われて、また奪い返して…の展開で、熱い一戦でした。

先月のオレクサンドル・ウシク vs アンソニー・ジョシュアも「さすがヘビー級」という感じだったし、久しぶりにヘビー級が面白くなってきた感があります。

 

 

迫力と一発の怖さはやっぱりヘビー級が一番

ボクシングは階級に関係なく好きです。
軽い階級なら技術とスピードが際立つし、重い階級なら迫力と攻撃の重さが際立っていて、両方とも見応えがあります。

 

昨日のフューリー vs ワイルダー(これで3戦目)を見て思ったのは、

 

「迫力と一発の怖さはやっぱりヘビー級が一番だな」

 

ということでした。

特に昨日のフューリーとワイルダーはお互いに相手をぶっ倒そうとしていたので、強く感じました。
試合はフューリーがTKOで勝ちましたが、フューリーが負ける可能性も十分に感じられました。

基本的に「判定ダメだよ。KOじゃなきゃ」とはこれっぽっちも思っていないのですが(笑)、壮絶なダウンの奪い合いを見ると「KOはいいな」と思ってしまいます(笑)。

 

約15年ぶり

先月のウシク vs ジョシュアの試合も昨日とは違った面白さを感じました。
(小よく大を制する、みたいな試合。判定決着ながら見応えのある試合でした)

こんなにヘビー級戦線が面白く感じるのは、レノックス・ルイスが引退して以来かもしれません。

クリチコ兄弟がしばらくヘビー級を圧倒支配していたために面白さが感じられなかったのですが(苦笑)。

 

特にフューリー、ワイルダー、ウシク、ジョシュアの4人が絡んだ試合はこれらも見たいなと思っています。

フューリーとウシクで4団体統一戦をやるのもいいし、フューリーとジョシュアで英国人同士の対戦をするのも面白そう。ウシク vs ワイルダーもまた面白そうだし、ワイルダー vs ジョシュアもいい試合になりそう。

個人的に現時点のランキングをつけるなら、フューリー、ウシク、ワイルダー、ジョシュアの順かなと思っています。

 

マイク・タイソンのような強烈な…いや、強烈すぎるインパクトを持ったヘビー級ボクサーはいないですが(今後もしばらく現れないでしょうね…)、「どうなるか、やってみないと分からない」という面白い試合がしばらく続きそうです。