オリンピック・パラリンピック2020終了。競技そのものは素晴らしかったが・・・
東京オリンピック・パラリンピック2020が終了しました。
コロナ禍で1年延期、無観客と異例ずくめの大会でしたが、競技そのものは素晴らしく、熱く楽しく見ることができました。
一方で、「どうなんだろうなぁ?」と思うこともありました。
競技そのものは素晴らしかった
強調したいのは、どの競技も競技そのものは素晴らしかったということです。
競技なので、勝ち負けやメダルの有無はあるけれど、見ているこっちが熱くなったり感動することがたくさんありました。
日本人選手が好成績だともちろんうれしいですが、そうでなくても全力を出し尽くす選手たちの姿には尊敬と感動の念を覚えました。
参加した選手だけでなく、現場での円滑な競技進行をサポートしたボランティアの方々の力によるところが大きかったと思っています。
期間中、ボランティアのユニフォームを着た人を何回か見かけましたが、コロナ禍で酷暑にもかかわらずボランティアをされていたことに、見る側だった一人として感謝したいなと思いました。
どれか一つ特に感動した競技を…というのは難しいですね。
それぞれ本当に素晴らしかったので。
一番がっかりだったのは、オリンピックの男女サッカーでしたが(苦笑)。
「どうなんだろうなぁ?」が3つ
競技そのものが素晴らしかった一方で、「どうなんだろうなぁ?」と感じることが3つありました。
コロナ禍だったことによる影響もなきにしもあらずですが、それだけが理由ではないはず。
「コンパクトなオリンピック」じゃなかったっけ?
招致当初は「コンパクトなオリンピック」をアピールしていた記憶がありますけど、結果的にはどうだったんでしょう?
このサイトによれば、オリンピック関連の支出額は、2016年12月当初の予算では総額1兆8,000億円でしたが、2020年12月時点では2兆3650億円に修正されています(約31.4%増)。
最終的にどうなったのかは後日分かるのでしょうけど(さらに増えていると予想)、なんだかなぁと感じます。
お弁当やマスク等の大量廃棄といったニュースもあり、後味の悪さを感じます。
ロゴや開会式のドタバタ
大会前のこの辺のドタバタも「どうなんだろうなぁ?」と思うところでした。
大会ロゴに関しては、当初決定されたものより良かったと思うので結果オーライだったと思っています。
開会式はよく分かりませんね。比べようがないので。
個人的な感想としては、開会式はイマイチでした(苦笑)。せめて聖火の点火だけでも感動的なものにしてほしかったですが、う~ん……という感じ。過去のオリンピックで素晴らしい成績・功績を残した人に点火(最終聖火ランナー)をしてほしかったなぁと思いました。
競技場これからどうなる?
この記事によると、国立競技場以外にオリンピック・パラリンピックのために新設した6つの競技場のうち5つが今後赤字見込みだそうで。
大会での赤字も含め、決して小さな額ではないかと。
私なんぞがもの申してどうなるというわけではないですが(笑)、この赤字を誰が負担するのかとなると都民ですからねぇ(一応自分も含む)。心配ではあります。
コロナももちろん心配
新型コロナウイルスの感染拡大ももちろん心配です。
オリンピック開催のせいで感染が拡大しているのかはよく分からないですが、事実として感染拡大はしているし、今後もしばらくは慎重に対策・行動しないといけないので。
繰り返しますが、競技そのものは本当に素晴らしかったです。
「会場で見られたら、熱さと感動は10倍以上だろうな」と何度も感じました。
それだけに
「コロナさえなければ…」
という思いがどうしても出てきます…。