オリンピックには関心が低い競技もある
東京オリンピック2020が始まり、毎日いろんな競技を見ては刺激を受けたり感動しています。
「オリンピックはメダル(の色)じゃない」と心では思いながらも、やっぱりメダルを獲得して感激する選手を見れば自分もうれしくなります(笑)。
そんなオリンピック。毎回そうなのですが、個人的に関心の低い競技が一つだけあります。
サッカー
答えを書いちゃいました(笑)。
サッカーだけは関心が低いです。一番馴染み深く、今も好きな競技であるにもかかわらず。
理由はシンプルで、「サッカー世界最強国」を決める大会ではないからです。
サッカーではワールドカップが最高峰の大会。
全ての国がベストメンバーを揃えて、全力で勝ちに行く唯一の大会。
これは今後も変わらないでしょう。
そして、競技レベル(出場国レベル)ならEUROとコパアメリカの方が高いと思っています。ワールドカップでほぼ毎回上位に入れないアジア・アフリカ勢の出ない大会だし、ヨーロッパ・南米の各国がベストメンバーを揃えて全力で勝ちに行く大会なので。
オリンピックは「23歳以下(今回だけ24歳以下)、オーバーエイジ枠3人」という参加条件が、中途半端というか「なんじゃこれ?」状態なので、どこが勝っても負けてもあまりぱっとしないと思っています。
よく分からないオーバーエイジ枠がなければ「若手選手によるワールドカップ」みたいな位置づけにもなりうるし、関心も持てるのでしょうけど。
オリンピックのサッカーを「そういう条件の世界大会」と割り切って見ればいいのでしょうけど、それでもオリンピックだとサッカー以外の競技が最高峰的位置づけになっていて白熱するので、そっちの方に関心が行ってしまいます。
野球、バスケもサッカーに近いかも
サッカーだけでなく、野球やバスケも同じかもしれないです。
オリンピックの野球にはMLBの選手が参加しません。MLBのシーズンとモロにかぶっているし、MLBの球団としては大事な選手が消耗したり、ケガでもされたらたまったものじゃないので。それに、MLBが「ワールドシリーズ」を行い「ワールドチャンピオン」を決めている以上は、「世界最高はMLBで決める」というスタンスなのでしょう。
オリンピックにはNPBの選手が参加しているけれど、やっぱりMLB勢が参加しないことには「最高峰の大会」とは言えないよなと思います。日本代表でオオタニさんやダルビッシュ投手が見られないわけだし。
同じ理由で、WBCもイマイチ感があります…。
NBAはシーズンオフ中なので一部選手が参加しているけれど、ベストメンバーではありません。ベストメンバーが出揃ったのは、1992年のバルセロナオリンピックだけでしょう。
96年アトランタ以降は、アメリカはベストメンバーで出ていないのでは?ケガのリスクやシーズンでの疲労、「すでに金メダル獲ったのでお腹いっぱい」といった理由で不参加になった選手が必ずいます。
毎回のように「ドリームチーム」と煽られても、全然ドリームには感じません…。
ただし、バスケに関してはアメリカ以外の強豪国が全力でアメリカを倒しにきているので、関心が下がることはあまりありません。
特に今回は、どの国にもアメリカ打倒のチャンスがあるでしょう。
オリンピックは他の競技を楽しむ
オリンピックはサッカーがなくても十分に楽しめます。
普段なかなか見ない・見られない競技の面白さや奥深さを垣間見ることができるし、いろんな選手の熱い思いも感じることができるので、別にサッカーなしでもいいぐらいです。
息子がサッカーをしているので教育目的でサッカーの試合も一応見ていますが(苦笑)、本当に勝ち負けはどうでもいいと思っています。
サッカーに関しては、オリンピックでの結果どうこうよりも、その後のワールドカップで飛躍するための足がかりになればいいのではないかと思っています。
オリンピックでメダルを獲っても、ワールドカップでベスト8にも行けないままだと、個人的には「なんだかなぁ…」なので。
書いた人
-
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール
最近書いた記事
- 2024年11月29日ランニング、マラソン見ているうちに「いつか走りたい」に。今年もバレンシアマラソンを見るつもり!
- 2024年11月25日日常の出来事「ブラックフライデー」に揺さぶられないために心がけていること
- 2024年11月20日日常の出来事今年はやっぱり暑かった(暖かかった)のだと自分の過去ブログで確認した話
- 2024年11月18日ランニング、マラソン自分のランニングを抜本的に見直し!初めにやってみたこと