CB34からCP3。28年ぶりにサンズを応援したくなった
昨日、NBAプレイオフのウェスタンカンファレンス・ファイナルが終了。フェニックス・サンズがLAクリッパーズに勝利して、NBAファイナルに進出しました。
ハイライト映像を見ていたら、ちょっと感動。
イースタンカンファレンスはまだ終わっていないですが、NBAファイナルではサンズを応援したくなりました。
16年目で初めてのCP3
ちょっと感動してしまったのは、クリス・ポール(以下、CP3)がNBA入りしてから16年目でようやくNBAファイナルのコートに立てると知ったからです。
「1回ぐらいあるのでは?」と思っていましたが、初めてでした。
アシスト王を4回、スティール王を6回獲得するなど名実ともにNBA最高レベルのポイントガードでありながら、チームの優勝とは縁のない選手でした。
ニューオーリンズ・ホーネッツ
→LAクリッパーズ
→ヒューストン・ロケッツ
→オクラホマシティ・サンダー
ときて、フェニックス・サンズへ。
しかもトレードでの移籍がほとんどで、自ら志願した移籍は少ないのでは。
優勝経験のないままキャリアを終える名選手が多いなか、CP3がここで初めてファイナルに進んだというのはうれしいことです。36歳になったけれど、まだまだバリバリで実力を発揮できそうだし。
それにしても16年は長い…。
ただでさえ16年もキャリアが続かない選手が大半なのに。
そんなことを思うと、ファイナルではCP3を応援したくなってきます。
サンズとしてもCB34以来28年ぶりのチャンス
フェニックス・サンズとしても28年ぶり3度目のファイナル進出になります。
28年前(92-93シーズン)はチャールズ・バークリーやケビン・ジョンソンがいて、「NBA歴代好きだったチーム」の一つに挙げるチームです。
(当時のメンバーを今でもすぐに思い出せます。ダン・マーリー、ダニー・エインジ、トム・チェンバース、マーク・ウェスト、オリバー・ミラー、フランク・ジョンソン、リチャード・デュマス、セドリック・セバロス、ニジェール・ナイト……懐かしい(笑))
当時たしかチーム創設25周年で、「25年目で最大のチャンス!」と言われていました。
で、あれからさらに28年も経ったのかと思うと、
「おぉ、ようやくまたファイナルまで進んだんだなぁ」
と感慨深くなるのです。
さらに、28年前のHCで、サンズ史上初の永久欠番のポール・ウェストフォルさんが今年1月にお亡くなりになったこともあり、感情的にすごく肩入れしたいです。
バックスとホークスのどっちが来てもサンズ!
イースタンカンファレンスでは、ミルウォーキー・バックスとアトランタ・ホークスが接戦をしていますが、どっちが勝ち上がっても感情的にはサンズに勝ってほしいと思います。
今季のバックスもホークスも素晴らしいチームですけど、ヤニス・アデトクンボもトレイ・ヤングも、これからまだチャンスはあると思います。
今回はCP3にチャンピオンリングを譲ってちょうだい(笑)。