EURO2020はもう予想不能。イタリアだけは外しておく(笑)
EURO2020の決勝トーナメント1回戦が終わり、今週末から準々決勝が行われます。
ここまで予想外の結果が多く、もはやこの先の予想が困難です(苦笑)。
毎回応援しているイタリアが勝ち残っているのはうれしいのですが、自分の中の優勝予想からは外しています。
「いけるぞ!優勝できるぞ!」と盛り上がって優勝したことがないので(苦笑)。
「優勝候補」が手堅く優勝できない大会
EUROに対しては、こんな(↑)イメージがあります。
優勝候補と言われる国が、なかなか優勝できていないのでは。
(例外は1984年大会のフランスと、2012年大会のスペインぐらいでは)
EURO(当時の欧州選手権)を初めてガッツリ見た1988年大会は、開催国西ドイツが優勝候補筆頭で、その後にソ連、イタリアがつづくという感じでした。優勝したオランダは当時はダークホース的存在だったかと。
1992年大会は、オランダ、西ドイツ、フランスあたりが有力視されていましたが、デンマークが優勝。
1996年大会は開催国イングランド、イタリア、オランダ、フランスあたりが優勝候補でしたが、ドイツが優勝。
2000年大会は開催国オランダが優勝候補筆頭で、フランスはその次という位置づけでしたが、フランスが優勝(しかもワールドカップと連続)。
2004年大会は開催国ポルトガルやフランス、チェコ、オランダあたりが有力視されていましたが、優勝したのは大穴ギリシャ。
2008年大会はイタリア、ドイツ、オランダあたりが候補で、スペインは「強いけど優勝は難しいだろう」みたいな感じだったかと。
当時…いや、それ以前から「無敵艦隊」と言われ、予選では圧倒的な強さを見せながら本大会で準決勝前に敗退するというのがお約束(?)のパターンだったので。
でも、スペインが優勝。
記憶に新しい前回2016年大会は、開催国フランスとドイツが優勝候補でしたけど、グループリーグで全引き分けだったポルトガルが優勝。
「意外なところが優勝する」というのがイメージとして出来上がっています。
それだけ実力が拮抗している大会なのだと理解しています。
優勝候補はPK戦で負ける
そしてふと思ったのが、コレ(↑)です。
92年大会
オランダはデンマークにPK負け
96年大会
イングランドはドイツにPK負け
フランスはチェコにPK負け
オランダはフランスにPK負け
00年大会
オランダはイタリアにPK負け
08年大会
イタリアはスペインにPK負け
偶然かもしれないですが、こんな感じです。
そして、今大会でも優勝候補と言われていたフランスがスイスにPK戦で負けました。
これもまた実力が拮抗している大会だからこそなのだろうと思っています。
無理やり優勝予想してみた
予想困難と言いつつも、優勝予想しておこうかと思います。
当たったらドヤ顔したいので(笑)。
まず、「予想」ではなく「優勝してほしい」のはイタリアです。これは譲らない(笑)。
ただ、イタリア優勝を予想するとハズレるというジンクスがあるので(苦笑)、あえて入れないことにしました。
で、予想してみると、シンプルにベルギーとイングランドが勝ち上がるんじゃないかなと。
ベルギーはE・アザールがイマイチなのがアレですけど、E・アザールがいなくても選手層が厚くて強いなと思っています。
負ける時は「E・アザールが本調子なら…」という負け方になるんじゃないかと予想します。
イングランドはここまでほぼ盤石な印象です。今度の準々決勝(vsウクライナ)で勝てれば、そのまま行っちゃうんじゃないかと思います。
というのも、準決勝と決勝の会場は、ホームであるウェンブリースタジアムだからです。
ウェンブリーではサポーターの応援が絶大だし、96年大会の苦い記憶(上記参照)を払拭する絶好のチャンスじゃないかと。
以上より、優勝予想はあまりヒネリのないイングランドになってしまいました(苦笑)。
ただ、まぁそろそろイングランドは勝ってもいいんじゃないかと。
プレミアリーグが各国から大物選手&監督を集めて世界最高峰のリーグになっているのだから、代表チームが強くなってもおかしくないし、むしろ強くなってもらわないと。
とにかく、この先もEUROが面白そうです。
イタリア頑張れ!(笑)