「黒いシューズのジョーダンこそ神」と言える数字
NBAファン歴30周年を記念して(?)、マイケル・ジョーダンにまつわるNBAプレイオフトリビアを一つ。
これを見ると、ジョーダンはプレイオフ(=黒いシューズを着用する)でこそ神だと思います。
↑私のAIR JORDAN XI
プレイオフ歴代1試合得点記録
コレ(↑)です。
1986年のプレイオフ1stラウンドのボストン・セルティックス戦で、歴代最高(今でも最高)の63点をたたき出し、ラリー・バードに
「That’s god disguised as Michael Jordan.」
(アイツはマイケル・ジョーダンの姿をした神だ)
と言わしめたのは有名な話。
でも、それだけじゃないことを知りました。
先日のプレイオフ1stラウンドで、デイミアン・リラードが1試合で55点を記録しました。
で、ベスト10に入るだろうと思ってネットで調べたら、歴代トップ12のリストがありました。
結果は、こんな感じでした。
1位 マイケル・ジョーダン(1986年) 63点
2位 エルジン・ベイラー(1962年) 61点
3位 ドノバン・ミッチェル(2020年) 57点
4位 チャールズ・バークリー(1994年) 56点
4位 ウィルト・チェンバレン(1962年)56点
4位 マイケル・ジョーダン(1992年) 56点
7位 リック・バリー(1967年) 55点
7位 アレン・アイバーソン(2003年) 55点
7位 マイケル・ジョーダン(1988年) 55点
7位 マイケル・ジョーダン(1993年) 55点
7位 マイケル・ジョーダン(1997年) 55点
7位 デイミアン・リラード(2021年) 55点
改めてハンパない…
歴代トップ12の記録のうち、5つがジョーダンによるもの。
チェンバレンの記録が1つしかなかったのは意外でした。
こうして見ると、ラリー・バードに神だと言わしめた記録がいかにすごいかが分かります。
レギュラーシーズンとは違い、プレイオフでは選手が力を抜いてプレーすることは一切ありません。全試合ガチンコ勝負です。
そんな中で55点以上の試合を5度も記録しているのは驚異的です。
ちなみに1993年の55点は、ファイナル(vs フェニックス・サンズ)の第4戦でした。
終了直前にバークリーからバスケットカウントを奪ったシーンが印象に残っています。
ここまでプレイオフ得点記録の上位を占めていると、改めてジョーダンは突き抜けているし、なかなかジョーダンのような選手は出てこないだろうなと思います。
ファイナルの勝率10割ですからね…(汗)。
56点以上の得点をする選手が今後どんどん現れれば上記の状況が変わるのでしょうけど、それはいつになるのか?
もう10年ぐらいかかるかもしれませんね(苦笑)。