「パッキャオ vs クロフォード」!? 楽しみだけど「その先」の方が楽しみ
最近ネット情報に疎くなっていて、知ったのが今日なのですが(苦笑)、マニー・パッキャオ vs テレンス・クロフォードのビッグマッチを6月にアブダビ(UAE)でやる方向で交渉中のようですね。
6階級を制覇したパッキャオと、ウェルター級無敗王者のクロフォード。
めちゃめちゃ楽しみなのですが、個人的には
「パッキャオ、よくやるなぁ」
という印象です。
パッキャオのニックネームが「PACMAN」なので…
パッキャオ42歳。約2年間試合なし…
パッキャオがすごいボクサーなのは今更説明するまでもないのですが、今回に関しては年齢とブランクが気になるところです。
42歳。最後の試合は2019年7月のキース・サーマン戦。
約2年も試合から遠ざかっています…。
しかも相手は無敗のクロフォード。
今のPFPランキングでもトップ3に入る選手(個人的には1位か2位だと思っている)。
さすがに厳しいんじゃないかと。
パッキャオにとっては「最後の大一番」的な感じでしょうか。
リスクはクロフォードの方が高い
この試合、勝った選手は確実に評価が上がると思っています。
パッキャオが勝てば、
「スゲー!42歳で無敗のクロフォードに勝ったぁぁぁ!」
となり、ボクシング史に残る「伝説」の一つになるでしょう。
クロフォードが勝っても
「おお!パッキャオに勝ったよ!やっぱり本物の強さだよ!」
となるでしょう。
ただ、負けた選手へのリアクションはちょっと違うかと。
パッキャオが負けても
「まぁ42歳だからねぇ。無敗のクロフォードによく挑戦したよ」
って感じでしょう。
でも、クロフォードが負けたら
「おいおいマジか。今まで無敗だったのに、42歳に負けちゃったよ。。。」
みたいになりそう。
ジョージ・フォアマンにKO負けしたマイケル・モーラーみたいに。
(って分かる人いるだろうか? (^^;))
クロフォードが負けた場合は、評価がダダ下がりになると思っています。
おそらくPFPランキングもトップ10圏外になるでしょう。
そういう意味ではリスクが高いと言えそうです。
勝った方が「頂上決戦」かな?
ずいぶん前にこのカードが浮上した当初は、
「それよりもクロフォード vs スペンスJrの方が見たいなぁ」
と思っていました。
無敗のウェルター級同士の対戦で、事実上の「頂上決戦」でしょう。
勝った方がPFPランキングでも1位に上がりそう。
今回「パッキャオ vs クロフォード」の方が先に浮上したということは、勝った方がスペンスJrと戦うのでしょう。
ていうか、そうなってほしい!(笑)
ということで、今回のカードも一応成立してほしいなと思っている次第です。
パッキャオがもしも勝ったら、また一つ「伝説」になるでしょうね。