我が子が中学生だからか、31年前の今頃を思い出す
上の娘が中学生になったからか、「2月1●日」という日付を見てふと自分の高校入試の頃の記憶がよみがえりました。
31年前の今頃は、高校入試バリバリの時期でした。
いわゆる「すべり止め」を含め6校受けました。
自分の年齢的な若さもあり、この時期は人生でも1、2を争う緊張感の高さだったような気がします。
31年前は高校入試が「人生最大の勝負」だった
高校入試の頃の記憶がよみがえり、こんな日程で受験したことを思い出しました。
2月8日 A高校(すべり止め)
2月9日 B高校(すべり止め)
2月14日 C高校一次試験
2月18日 D高校
2月19日 E高校一次試験
2月20日 F高校一次試験
2月26日 E高校二次試験
2月28日 F高校二次試験
すべり止めの2校に難なく合格して勢いに乗ったのですが、つづく2校(C高校、D高校)の試験がボッロボロ(苦笑)。
31年前の今日2月19日は、「崖っぷち」というか「背水の陣」のような気持ちで試験に臨んでいたような…。
当時15年しか生きていない自分には、ここが「人生最大の勝負」であり「絶対に負けられない戦い」でした。
一夜漬けのような勉強はせず、しっかり睡眠をとるようにしていたのでコンディションは悪くなかったけれど、メンタル面では相当消耗していたように思います。
当時はまだガキだったので、
「どうか自分が得意なところが出ますように…」
と直前まで神頼みしていました(笑)。
試験が始まれば集中してマシンのように問題を解いていたと思うのですが、試験終了後はしばらくアタマが真っ白。
帰りの電車では必ず「ホセ・メンドーサとの激闘が終わった後、真っ白な灰になった矢吹丈」のような感じでした(笑)。
今思えば、よく乗り切ったなぁと思います。
31年前の自分と、我が子に言いたいこと
結果的に上記のF高校に合格して入学しました。
今だから正直に言うと、第一志望校ではありませんでした(笑)。
第二志望校だったのですが、当時は第一志望校ではなかったことに少し悔しさを感じていました。
でも、結果的にこの高校に入れてよかったです。
良い仲間に出会えたし、3年間楽しく過ごせたし。
そんなことを思い出すと、31年前の自分、そして2年後に高校入試をする予定の娘には
「勝負がどんな結果であっても人生はつづくし、これからも勝負はあるよ」
「今は「負け」だと思っていても、結果的に「これでよかった」と言えることもあるんだよ」
と言いたいです。
娘には2年後に本当に言うかもしれません。
今のままずっと生意気で、相手にしてくれなさそうなら言うのやめますが(笑)。