まさか(?)のゼロ…2021年アメリカ野球殿堂入り選出者発表
以前ブログに書いて注目していた2021年のアメリカ野球殿堂入り選出者が発表されました。
https://www.daimrkm.com/2020/11/18/2021baseballhalloffame/
今回は「まさか!」なのか「想定内」なのか分からないですが、選出者ナシ!
選出に必要とされている得票率75.0%に達した人がいなかったためです。
8年ぶりのことだそうです。
選出資格期間の10年が迫っている元超大物選手もいるので気にしていたのですが、資格初年度の人も含めてゼロだったのは予想外でした(私の浅い予想の「予想外」ですが…)。
厳しい元超大物選手
以前書いた元超大物選手の結果を書くと、こんな感じでした。
(カッコ書きの左から順に、資格期間、去年の得票率、今年の得票率。ソースはこちら)
カート・シリング(9年目 70.0% → 71.1%)
ロジャー・クレメンス(9年目 61.0% → 61.6%)
バリー・ボンズ(9年目 60.7% → 61.8%)
サミー・ソーサ(9年目 13.9% → 17.0%)
ゲーリー・シェフィールド(7年目 30.5% → 40.6%)
マニー・ラミレス(5年目 28.2% → 28.2%)
オマー・ビスケル(4年目 52.6% → 49.1%)
全体で得票率が一番高かったのがカート・シリングでした。
10年に迫っている元超大物選手にあまり大きな変動がなく、
「厳しいなぁ。でも、そういうものなんだろうなぁ」
という印象。
元ヤンキースのアンディ・ペティットも資格3年目で得票率13.7%でしたし。
この1年で急激に好転するような何かがない限りこのまま選出されずに終わりそうですが、そんなものなさそうですし厳しいでしょうね…。
今回が資格初年度の元選手も11人いたようですが、総じて厳しい結果でした。
最多得票率がマーク・バーリーの11.0%で、11人中5人が得票ゼロ。
年数が経つにつれて得票率が上がっていくのでしょうけど、う~ん、厳しそうです。
タイミングもあるのかもしれない
年によっては3~4人選出されることもあるので、タイミングもあるのかなと思っています。
もしかしたらコロナ禍や大統領選挙の影響で、投票する記者も消極的だったのかもしれません(笑)。
前に書きましたが、来年は錚々たる元選手が資格1年目を迎えるので、2人か3人選出されるかもしれない…と期待したいです。
それにしても、マリアノ・リベラの「1発満票選出」はとんでもないことだったんだなと改めて感じます。