「PDCAを回す」はトレーニング、ランニングにこそ向いている
「PDCAを回す」とか「PDCAサイクル」という言葉があります。
PDCAは「Plan Do Check Action」の頭文字をとった略語で、この4段階を繰り返すことで、業務を継続的に改善していくことをいいます。
個人的には、これをやるならトレーニングやランニングでやるのがいいなと思っています。
(アマチュアトレーニー・市民ランナーであることが前提です。プロやガチの人は別)
トレーニング、ランニングの記録が好材料
トレーニング(ウェイトトレーニング)やランニングの記録を毎回残しています。
そんなに凝ったものではありません。
ランニングなら
・コース
・種類(ペース走、ビルドアップ走、ジョグ、LSDなど)
・キロ当たりペース(最速と最遅)
・所感
ぐらいのものを、走った都度記録するようにしています。
トレーニングなら
・その日鍛えた部位(胸、背中、肩、腕など)
・種類(ダンベルプレス、サイドレイズ、ワンハンドローイングなど)
・レップ数
・セット数
・負荷(ダンベルの重量)
・所感
ぐらいを記録しています。
記録後にそれを眺めて、次はアレやろう・こうしようといったことを考えて、少しずつ改善(前進)できるようにしています。
記録することによってPlanとCheckの材料になりますし、なっています。
成果がそれほど出ていないなら、それは私自身の問題です(苦笑)。
仕事では難しい…
PDCAサイクル自体はもともと業務改善を目的としたものであり、仕事において使われるのが本来的なのでしょうけど、個人的に今の仕事でPDCAを回すのは難しいと思っています。
なぜなら環境や状況の変化が多くて、Planを立ててDoをしている段階や、もっと早いPlan中の段階で「あぁダメだ、Plan見直さないと!」となることが多々あるからです。
直近では今年の2月頃に、4月以降の計画をあれこれ練っていたのですが、新型コロナ禍が始まって全てリセット。Planの途中だったのでまだよかったですが、前提条件が突然ガラリと変わってしまうことが多く、悠長に「Planして、Doして、Checkして、Actionして…」などと言っていられないなと。
PDCAサイクルって、環境や状況が激しく変化する中では難しいんじゃないかと感じています。
「PDCAを高速回転させる」なんていう言葉も聞きますけど、これも自分には合わないです。
高速回転させようとすると、「高速回転させること」そのものが目的化してしまい、何のための高速回転なのかを見失いそうで(苦笑)。目的やゴールよりも「高速回転」を優先させてしまっては本末転倒だなぁと。
反面、トレーニングやランニングでは多少の環境・状況の変化はありえても、仕事ほどドラスティックには変化しないし、あくまで自分事であり「何としてでもよい結果を出さないといけない!」というほどのプレッシャーもないので(笑)、じっくりPDCAを回せるなと思います。
トレーニング、ランニングでは回しまくる(笑)
そんなわけで、トレーニングやランニングではPDCAを回していこうかと(笑)。
急いでるわけではないので、グルグルと高速回転はさせずにクルクルと着実に回していくつもりです。
結果を出すスピードよりも、結果を出す確実性を優先させようと思っています。
ランニングに関しては次のレースが約1年先になりそうなので、じっくり熟成(?)させて、最初のレースでいきなり自己ベスト更新を狙いたいところです。
もうすぐ1つ歳をとっちゃいますが(苦笑)。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール
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