MLB史上ベストのSS(ショート)を決めるのは「守備限定」でも難しい…
野球はほとんどプレーしたことがないのですが(小学生時代にソフトボールぐらい)、野球を見るのは好きで、特にMLBはTVで中継していれば見ています。
打撃よりも守備が好き。
投手よりも野手が好き。
野手のファインプレーを見るのが一番好きです。
で、ふと思うのは、
守備限定でMLB史上最高のSS(ショート)は誰なんだろう?
ということです。
候補者がたくさんいすぎて絞れないことに気がつきました(苦笑)。
歴史が長い&チームが多いから候補者も多い
ベースボール(baseball)は1850年代には始まっていて、ナショナルリーグは1876年から、アメリカンリーグは1901年から始まっているので、MLBは120年以上の歴史があると言ってもいいのでしょう。
スポーツそのもので見ればもっと古い競技もあるでしょうけど、プロ競技としての歴史はスポーツの中でも相当古いと言えるかと。
当然ながら、守備限定でも「史上最高」を選ぶ際には候補者が多くなります。
史上最高を選ぶのが大変なのは当然ですが、「現役最高」を選ぶのも大変です。MLBは30チームあるので(笑)。
30人(=30チーム×1人)から3人ぐらいまで絞れても、そこから「1人だけ」選ぶにも賛否両論ありそうです。
もう、この時点で「決められない」と言っているようなものです(苦笑)。
とりあえずノミネートしてみた
私がMLBを見たのは1990年代以降。レジェンドと言われている選手のプレーを見る機会がほとんどなかったし、選考に偏りがあるのは間違いないですが、とりあえずノミネートしてみると、以下の選手かなぁと(順不同)。
(強調しておきますが、守備限定での選考です。打撃力は考慮に入れていません)
・デレク・ジーター
・バリー・ラーキン
・オジー・スミス
・ハビエル・バエス
・エドガー・レンテリア
・レイ・オルドニェス
・カルロス・コレア
・フランシスコ・リンドール
・オマー・ビスケール
ある程度人数は絞れているけれど、年代に偏りがあるので不十分でしょう(苦笑)。
ジーターは打撃の評価の方が高いでしょうけど、守備も安定しているし、あらゆる所作に華を感じる選手だったので好きでした。余談ですが、旧ヤンキースタジアムで現役時代のジーターを生で見たことがあります(自慢)。
オジー・スミスは現役晩年をチラっと見たぐらいですが、過去の好プレー集映像を見るとよくいるのでノミネート。
私の場合、こんな感じです。
私の「現役最高」はこの選手
「現役最高」を一人だけ挙げるなら、私の場合ハビエル・バエス(シカゴ・カブス)です。
肩は強いし、グラブさばきも反射神経も抜群だし、守備範囲も広い。
特に、触球(塁上でランナーをタッチするプレー。英語では「tag」という)がめちゃめちゃ上手い。ノールックで素早くやってのけます。
しかもショート以外の内野もこなせて、どのポジションでも上手い!
もし自分が今野球少年だったら、マネをしたい選手ナンバーワンでしょう(笑)。
「史上最高」はやっぱり決められない(苦笑)
でも、やっぱり史上最高のショートは決められないですね…。
みんな上手いので決めようがない(苦笑)。
おそらく「史上最高に守備の上手いショートは誰だ?」というお題を出されたら、いろんな意見が出ることでしょう。打撃を含めても同様かと(得票数はジーターが多そう)。
先日書いたことのように、「最初に見たすごい選手」が刷り込まれていることもあるでしょうし。
ということで、結局「決められない。決めようがない」という結論に至っています。
別に決めなくてもいいのでしょうけど(笑)。
そのうち、日本人選手からめちゃめちゃ守備の上手い選手が出てきてほしいです。
いや、実際上手い選手は数多くいるけれど、「この人は特別!抜群に上手い!」という選手がまだいないかなぁと。
そういう選手が出てくれば、MLB史上最高にもノミネートされるんじゃないかと思います。イチロー選手みたいに。