ナイキ「AIR ZOOM TEMPO NEXT % FLYKNIT」。トレーニング用?いや、レース用にもいける!
ナイキのランニングシューズ「AIR ZOOM TEMPO NEXT% FLYKNIT(エア ズーム テンポ ネクスト% フライニット。以下、テンポ)」を購入しました。
すでに発売されているナイキの最新レース用シューズ「アルファフライ ネクスト%」(以下、アルファフライ)のトレーニング版という位置づけだったので、トレーニング用にいいかなと。
が、実際に履いてみると
「初級~中級レベルの市民ランナーなら、レース用でも十分アリじゃん!」
と感じました。
レースの予定がないもので…(苦笑)
例年応募 or エントリーしているハーフ~フルのレースが、今年はほぼ全て中止( or その見込)。
「出走する予定」のレースが全くありません(2020年9月8日現在)…。
そんな状況のランナーは私だけではないと思いますし仕方ないと思っているのですが、レースの予定がない以上はレース用シューズ(≒アルファフライ)を急いで買う必要はないなと。
そこで、今後しばらく地道にやっていくしかないトレーニングのために「気分がアガる」シューズが欲しいなぁということで、発売したばかりのテンポにロックオンしました。
購入して実物を見たら、早速気分がアガりました(笑)。
アルファフライとの共通点・違い
ナイキのサイトでも「アルファフライはレース用、テンポはトレーニング用」という明確な棲み分けをしているので、アルファフライとの共通点も違いもココがポイントかと。
具体的には、
【共通点】
・フォアフット部分にZOOM AIRポッドがある(コレのこと↓)
・底が厚い
(両者の厚さを測っていないので同じか分からないですが、十分厚いです)
【相違点】
・ソールがヒール側もがっつりラバー製
→踵部分の耐久性を向上させている
・ミッドソール(いわゆる厚底部分)にReactフォームを使用している(部分的にZOOM Xフォームも使用)
→ZOOM Xより耐久性の高いReactフォームを、特に負荷のかかる部分に使用して耐久性を向上させている
・カーボンファイバープレートの有無
→アルファフライにはあるけど、テンポにはない(プレートはあるが、カーボンではない)
・アトムニットではなくフライニット
→トレーニング用なのでコスト面も考慮しているのでしょう
・多分アルファフライの方が軽量
→数字で比較していないですが、重さは間違いなく「レース用<トレーニング用」でしょう
・カラーバリエーションが少し多い
・値段が違う(テンポ24,200円、アルファフライ33,000円。ともに税込)
ここまで書いといてなんですが、私はアルファフライは持っていません(苦笑)。
よって、アルファフライとの比較は推測によるところもあります。
ズームフライⅢとの違い
私が持っていて、直近のレースでも使用した「ZOOM FLY 3(以下、ZF3)」との比較で書いてみると、こんな感じです。
・重さは「テンポ<ZF3」(テンポの方がわずかに軽い)
・底の厚さは「テンポ>ZF3」(テンポの方が厚い)
・反発力は「テンポ>ZF3」(テンポの方が反発を感じる)
・耐久性は両者不明(今後使い込んでいかないと分からない)
レース用にも十分あり(自分レベルなら…)
週末にテンポを履いて、暑い中軽く7kmほどジョグってみました。
昨日書いたアンダーアーマーのスポーツマスクも着けて(笑)。
走ってみた第一印象は、
フォアフット走法がしやすい!
でした。
ソールが厚いからなのか、自分がちょっと意識して走っているからなのか定かではないですが、自然と前足部から着く走りになります。
今後走法をフォアフットに移行したい人にも、Newtonのシューズと同様にいいかもしれません。
それと、見た目もZF3より幅広に見えるのですが、実際にZF3より安定感があるように思いました。
横にズレにくいというか、足を挫きにくい感じ。
折り返しやカーブがある時に、よりスムーズに回れる・曲がれるんじゃないかなと。
また、十分軽いし反発力もあり、自分ぐらいのレベルのランナーならトレーニング用ではなくレース用としても十分アリじゃないかと思いました。
というか、次のレースで履こうと思います。
いつになるか未定ですが(苦笑)。