2020年欧州サッカーのシーズンオフはバルサの動向のみに注目かな
欧州サッカーの2019-2020シーズンが終わりました。
CLはバイエルンが優勝という、個人的には一番望んでいない結果に終わったのですが(苦笑)、強かったのは間違いないので文句はありません。終わってみれば、強いチームが勝ったなと。
で、早くもストーブリーグというか、移籍のどうたらこうたらが始まっています。
個人的には「バルセロナがどうするか・どうなるか」だけに注目かなと思っています。
超大物の移籍は少なそう(バルサ以外は)
まだストーブリーグが始まったばかりなので何とも言えない部分がありますが、今年は「超大物」選手の移籍はほとんどないんじゃないかな、と予想しています。
コロナ禍でどのチームも収益が相当圧迫されているはずなので、入れ替わりは多少あるにしても、移籍金ゼロじゃないとエース級の選手の獲得は難しいんじゃないかと(既報以外で)。
チアゴ・シウバ(PSG)、チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)、エンゴロ・カンテ(チェルシー)がどこに行くのかは気にしていますけど、それぐらいかな。バルサ関連以外では。
バルサは…う~ん…
バルセロナの「改革(?)」が早くも始まったようです。
まず、監督がロナルド・クーマンに決まりました。
個人的には「どおなの?」という疑問符しかありません。
現役のクーマンはPSV時代から好きでしたが、「クーマン監督」は好きになれません。バレンシアをぶち壊したイメージしかないからです。特に当時好きだったGKカニサレスを冷遇したのが許しがたくて…。
あの頃は
「クーマンは、バレンシア内部破壊の命を受けたバルサからの特使じゃないのか?」
とマジで思ったものでした(笑)。
その後オランダやイングランドでは監督としてまあまあ活躍していたようですが、期待値は低いです。
アンチバルサの側に立てば、期待値は大きいでしょうけど(苦笑)。
選手の動きもあるようです。
直近ではルイス・スアレス、アルトゥーロ・ビダル、イヴァン・ラキティッチ、サミュエル・ウムティティに戦力外通告をしたとか。
何かを変えないといけないのでしょうし、クーマン監督に何らかの意図があるのだろうとは思うのですが、「どう変えるのか」「良くなるのか」が見えにくいなと。
スアレスの得点能力は依然高いし、ビダルはチームの中でかなり精力的にボールを追いかけて献身的だったし、ラキティッチもまだまだやれると思うし(ウムティティについてはノーコメント (^^;))。
個人的には、DFラインを抜本的にどうにかしないといけないんじゃないかと思っているので、そこをどうするのか見たいです。
破壊なくして…かな?
ただ、ここ約30年のバルサの歴史を見ると、成績が崩れると必ず大なり小なりの「破壊」を行って再興しているような印象があります。
ルイス・アラゴネス監督からヨハン・クライフ監督になった時や、
ボビー・ロブソン監督からルイ・ファンハール監督になった時、
アンティッチ監督からフランク・ライカールト監督になった時、
フランク・ライカールト監督からジョセップ・グアルディオラ監督になった時、
ヘラルド・マルティーノ監督からルイス・エンリケ監督になった時等々。
ポジティブに見れば、今回がそのタイミングなのかなとも思います。
バルサのソシオの人は当分辛抱でしょうね。
よくある選手のコメントを借りれば
「どうなるか見てみようじゃないか」
っていう感じでしょう。