自宅トレーニングを手っ取り早く始めるならチューブトレーニング。旅行先でもできる
最近、自宅トレーニングについて書いていて、ケトルベルや可変式ダンベルでやってまっせアピールをしていますが(笑)、自宅トレーニングを手っ取り早く始めるなら、トレーニングチューブを使うのがベストじゃないかと感じています。
実際に購入して使ってみて「いいじゃん!」と思ったところが5つありました。
1.軽い
負荷ではなく、モノ自体のことです。
ダンベルやケトルベルだと、20kgのものなら重さは20kgあります。ショップで購入して持ち帰るのも大変だし、通販で購入しても家の中まで運んで開梱するのは大変です。
この点、トレーニングチューブは
・チューブ数本(負荷レベル別の数本セットが多い)
・ハンドグリップ×2つ
・足首ストラップ×2つ
・ドアアンカー
などのセットでも1kgしません。
持ち運びが超便利です。
2.コンパクト
軽いうえにコンパクトです。
ダンベルは可変式のもの2つでも、置いておくのに少なくとも50~60cm四方ぐらいのスペースをとります。重たいので「どこかにぶら下げておく・引っ掛けておく」ということもできないし、安定している場所(リビングや部屋の床の上や専用ラック等)に置かざるをえません。
これに対しトレーニングチューブは袋(ポーチ)にまとめて入れておけるし、軽いのでどこかにぶら下げておくこともできます。保管スペースはほとんどとりません。
3.用途が幅広い
ダンベルやケトルベルだと、「持ち上げる」「引き上げる」といった「上げる」系のトレーニングに種目が限られてしまいます。それでも十分に良いトレーニングができますが、ケーブルやマシンのように「水平に押す・引く」や「引き下げる」系のトレーニングもできればなぁと思うこともあります。
トレーニングチューブだと、家のドアなどに引っ掛けることで「水平に押す・引く」や「引き下げる」系のトレーニングが出来ます。
もちろんジムのような高負荷ではできませんが(家を破壊したらマズイし(^^;))、それでもダンベル・ケトルベルではできないトレーニングもできるようになるので、より多くの箇所に効かせられると思っています。
4.安い!
これが手っ取り早さの最大のポイントかと。
とにかく安いです。低予算で始められます。
可変式ダンベル両手セットだと安いものでも10,000円以上はするし、それなりの重さ・使い勝手・カッコよさなど求めれば50,000円を超えます。ケトルベルも可変式1コだけでも10,000円を超えるし、ある程度の重さのやつを1コだけ買うとしても5,000円前後~するのではないかと。
トレーニングチューブは、上に書いたものが揃ったセットで2,000円ほどでした。
低予算で自宅トレーニングを始めるなら自重トレーニングが最強でしょうけど(コストゼロだし 笑)、その次に来るのはトレーニングチューブではないかと思います。
5.家でもできるし、旅行先・出張先でもできる
個人的に「これはいいぞ!」と思ったのがコレです。
こんな状況なので、世の中で旅行や出張の機会が激減してしまっているけれど(苦笑)、いざ旅行に行くことになったとしても、トレーニングチューブがあれば現地でもトレーニングができます。
(「旅行・出張先でもトレーニングすんのかい!」というツッコミはご勘弁を(^^))
最近はホテル内にジムがあるところも多いですが、トレーニングチューブさえあればウェアやシューズがなくても部屋の中でできます。
シューズよりも荷物にならないし、天候に関係なく室内で(外でも)できるので、ランニングより手軽なアイテムではないかと。
唯一の難点(?)
いいなと思ったところをガーッと挙げましたが、難点を上げるとするなら
ダンベルやケトルベルよりも「やった」感が物足りない
というところでしょうか(笑)。
10kgや20kgの重たい物体をフンフン持ち上げたりするわけではないので、「やってやったぜ!」という(自己)満足感はちょっと物足りないかもしれません。実際、私もダンベルとトレーニングチューブが両方使える状況なら、ダンベルがメインでチューブは補完的に使うでしょう。
でも、チューブだけでもけっこう効きます。少なくとも運動不足解消やコンディション維持が目的なら十分やれます。
チューブだと切れちゃうんじゃないかと心配する人もいるかもしれませんが、意外と丈夫です。刃物や鋭利なものなどで傷をつけない限りは問題なさそうです。
自宅でトレーニングをしたいけど、予算やスペース等々でダンベルやマシンを導入することが難しい場合、まずはチューブで始めてみるのもおすすめです。