これもまたワールドカップ効果。ラグビートップリーグが熱くなりそう
コロナ禍の影響でしばらく自粛されていた国内のスポーツの試合も、野球やJリーグの無観客試合から再開され、今日から人数限定ながら観客動員もできるようになります。
まだ観客をフルに入れることはできないし国際試合もできないので、「コロナ前と同じ」とはいかないものの、再開はうれしいニュースです。
そんなところに、更にうれしいニュース。
日本のラグビートップリーグに海外の大物選手が複数参加することに。
個人的に盛り上がってきました。
ダン・カーター退団は残念だったけど
ちょっと前に、元オールブラックスの中心選手で通算得点記録保持者でもあるダン・カーターが神戸製鋼を退団しました。
日本でプレーしてくれたことがありがたかったのと同時に、退団は残念でもありました。もうちょっと見たかった。
でも、代わりに…というわけではないけれど、大物選手が続々とトップリーグに加入。
オールブラックスのバリバリの中心選手、ボーデン・バレットがサントリーに。
ついこないだまでスコットランド代表のキャプテンだった、グレイグ・レイドローがNTTコミュニケーションズに。
南アフリカ代表のウィング、マカゾレ・マピンピがNTTドコモに。
すごいことになっています(笑)。
3選手はみんな去年のワールドカップで大活躍した選手。
無理矢理サッカーのオフェンス選手で例えるなら、グリーズマン、イブラヒモビッチ、アグエロ、トーマス・ミュラーぐらいのクラスの選手がJリーグのチームに入団するような感じかも。
ボーデン・バレットに限れば、CR7クラスではないかと。
とにかくすごい大物選手が来てくれることになりました。
ワールドカップ効果
「なんで日本でプレーしてくれるんだろう?まだ母国でバリバリ活躍できるだろうに」
と思っていたのですが、各選手のコメントから「ワールドカップ効果」を感じました。
ボーデン・バレット(こちらより引用)
私はサントリーサンゴリアスへの入団をとても楽しみにしていますし、家族としても日本のライフスタイルや
文化を経験できる事を楽しみにしています。
2019年のラグビーワールドカップの期間、日本で過ごした時間は大好きな時間であり、その時の経験が、是非
また日本へ戻りたいと思うきっかけになりました。
マカゾレ・マピンピ(こちらより引用)
今シーズン、NTTドコモに加入することができエキサイティングで非常に光栄に思っております。昨年の日本でのワールドカップでは、とても素晴らしい思い出がございます。……
グレイグ・レイドロー(こちらより引用)
「この度 “NTTコミュニケーションズシャイニングアークス”に加入できたことを大変嬉しく誇りに思っております。
2016年に日本で行われた代表試合、そして去年のワールドカップ日本大会では日本の素晴らしい文化を経験でき、 素晴らしいファンの皆様にお会いすることができました。日本を訪れるたびに素晴らしいおもてなしの心で歓迎していただき、これからこの素晴らしい国「日本」に住み、シャイニングアークスの一員になれる事を心待ちにしています。
私はこれまでも様々なチームでプレーをしてきており、私のラグビーキャリアをシャイニングアークスで続けられる事を楽しみにしています。自分の今までの経験や学んだ事をチームに還元するのはもちろん、この素晴らしい国のラグビーカルチャーを学び、様々な体験が出来ればと思います。日本でラグビーをプレーできるのをとても楽しみにしております。」
ラグビー関係者にとって、この上なくうれしいコメントではないかと。
にわかファンの私もうれしく感じるぐらいなので(笑)。
ワールドカップそのものが盛り上がったことだけでも「大成功」と言えるけれど、こういった副次的(?)効果があると「大大大成功」だったんだと感じます。
盛り上がること必至。今から楽しみ
ボーデン・バレットは2015年大会からすごいと思っていた選手だし、レイドローは2015年、2019年のワールドカップで連続して日本代表をめちゃめちゃ苦しめた選手。マピンピは、去年のワールドカップ日本戦と決勝戦の両方でトライを挙げた選手。
すごいことです。
「マジでスゲー」としか言いようがない(笑)。
他にも去年のワールドカップでも活躍していた選手がいるし、これからのトップリーグは盛り上がるんじゃないかと思うし楽しみです。機会があれば生観戦したいです。
それにしても、去年盛り上がったワールドカップからまだ1年経っていないんですね。
どういうわけか、この1年は少し長く感じています。
コロナ禍で外出自粛期間があったことが、そう感じさせているのかもしれません。