機能だけ良ければいいってもんじゃない。シューズ選びの基準
シューズ選びの基準。
特にスポーツで使用するシューズは機能・性能が大事だと思っていますが、それだけを基準にはしていません。
機能さえ良ければそれでいいわけではありません(そのつもりです)。
機能・性能は年々上がっている
新しく発売されたシューズを見たり、履いてみたり、購入してみたりした時に思うのは、
「機能は年々上がっている」
ということです。当たり前か(笑)。
軽くなっているし、アッパーが薄く柔らかくなって足にフィットしやすく&動きやすくなっているし、ソールのクッションやグリップ機能も年々上がっていると感じます。
自分の経験上ですが、サッカースパイクやバッシュは激しく進化しています。
例えば、サッカーで今ナイキの『マーキュリアル・ヴェイパー』シリーズを履いている選手が、22年前に出た初代『マーキュリアル』を履いたら、重たいしアッパーも厚くて話にならないのではないかと(苦笑)。
バスケでも今の現役NBA選手が『エア・ジョーダンⅠ』を履いたら、これまた重たいし硬いし、クッション性能が低くて足を痛めちゃうんじゃないかと思うのです。
年々履き心地が良くなり、機能も上がっている。
これは否定しようがないでしょう。
だからこそ、選手のパフォーマンスも向上しているわけで。
シューズ進化の背景にはメーカー各社の研究開発の試行錯誤があるわけで、そこは素晴らしいし文句のつけようがありません。
ただ、自分が買って履くシューズについては、機能【だけ】では選びません。
シューズ選びの基準は機能プラス2つ
もちろん機能・性能も大事で、それが良いものには基本食いつくのですが(笑)、私にはプラス2つの基準があります。
1.カッコよさ
何事も格好から入るので(笑)、カッコよさは超重要です。
どんなに機能的に優れていても、(自分の中で)カッコよくなければ選びません。
(後述しますが)好きな選手が使用しているとしても、「なんかカッコよくないな」と思えば選びません。
例えば、同じマイケル・ジョーダンが履いていたシューズでも、エア・ジョーダンXIは復刻版含めて通算5足買いましたが、XII、XIIIあたりは1足も買っていません。レブロンシリーズもⅥを色違いで6足ほど買いましたが、それ以降はほとんど買っていません。
単純にカッコよさだけが理由です。
シューズ全体のデザインやカラーリングがカッコいいものであってほしいです。
2.使用している選手(誰が使用しているか)
「誰が使用しているか」も気にします。
好きな選手が使用しているシューズなら、それだけで「おっ!」と思います。まぁミーハーです(笑)。
例えば、ロイ・ジョーンズJrが現役時代に履いていたボクシングシューズ『ジョーダンボクサー』は、ボクシングシューズとしては重すぎで、スニーカーやブーツに近い感じでした(苦笑)。でも、ロイが履いていてカッコいいという、それだけの理由で買う気マンマンになったものでした。
欲しいと思った時には販売終了していましたが(泣)。
小中学生時代に履いていたパトリックのサッカースパイクも、ミシェル・プラティニが履いていなければ買っていなかったと思うし、ニュートンのランニングシューズも、クレイグ・アレキサンダーが履いていなければ(興味を持つだけで)買っていなかったでしょう。
そのぐらい自分の中では重要な基準だったりします。
各社のランニングシューズが出そろったが
ナイキの「ヴェイパーフライ→アルファフライ」に続いて、アディダスやアシックスやミズノが続々といわゆる厚底のランニングシューズをリリースしています。
アルファフライを超えるものがないかなと期待していたのですが、ないですね…。
いや、機能・性能はもしかしたらアルファフライ以上なのかもしれないですが、上記2つの基準が…。
もっとカッコよければいいのに。
誰か超大物選手が使用していればいいのに。
と思うばかりです。
ヤン・フロデノが去年のアイアンマン世界選手権でコースレコードを出した時、アシックス『メタレーサー』のプロトタイプを履いていたそうなのですが、カラーは違うし、フロデノとの契約が終了しちゃったし(今季からHOKA ONE ONEと契約)。
日本のメーカーに期待したい気持ちはあるけれど、今は無理です。
PCやスマホでApple製品を選ぶのと同じ感じです。
ということで、いろいろ出ていますが、現状ではマラソンの勝負用シューズを買うならアルファフライで変わりません。
(次点でHOKA ONE ONEの『Carbon X』です)
マラソンの予定がないので、まだ買いませんが(苦笑)。