マイク・タイソンの魅力は特別だと改めて感じる

ボクシング,雑感

マイク・タイソンがエキシビションマッチでの復帰(?)に向けてトレーニングをしていると知ってミット打ちの映像を見たところ、53歳とは思えない動きのキレと迫力で一瞬にして魅せられました。

そこで、むか~し買った若きタイソンのDVD BOXがあったことを思い出し、見てみました。

 

やっぱりタイソンは特別だなぁと感じます。
見ていて面白いし、ゾクゾクします。

 

 

なぜか持っていたDVD BOX

マイク・タイソンは好きなボクサーの一人ではあったけれど、モハメド・アリやバーナード・ホプキンス、リカルド・ロペスのような尊敬や憧れの存在というよりも、むしろ「究極のヤバいボクサー」という感じで見ていました(笑)。

ホプキンスやロペスのようなボクサーの特集DVDがあれば欲しかったのですが、そういうものがなかったからか、市販されていたタイソンのDVD BOXを購入していたようです。
購入した時期を正確に覚えていませんが(苦笑)、ボクシングをやめた前後の13年前ぐらいかと。

「今まで捨てずによく持っていたなぁ」と思いつつ(笑)、久しぶりに見ました。

 

引退から15年。今見ても面白い

プロデビュー戦や初タイトルマッチ、タッカー戦、ホームズ戦、マイケル・スピンクス戦等々、全盛期タイソンの試合がたくさん収録されていました。
(あの東京ドームでのダグラス戦もあります)

若いタイソンは、本当にすごかったなぁと感じます。
特に、カス・ダマトさんがご存命だった頃~ケビン・ルーニーさんがトレーナーだった頃は無双状態でした。

 

一番印象的だったのは、ある試合のラウンドインターバルでセコンドに

「651 6521 で攻めろ」

と指示されていたことでした。

数字がコンビネーションを意味しているそうで、見ていてもさっぱり解読できなかったのですが(苦笑)、YouTube(こちら)でタイソン本人が教えてくれていました。

数字の通りにコンビネーションを繰り出していたとは…(汗)。
決して力任せにパンチを振り回していたわけではなく、指示通りに的確に狙っていたんだなと、当時のタイソンの冷静さに恐ろしさも感じます。

 

同時に、当時の対戦相手も決して弱くはなかったと感じます。
タイソンに対して随所に鋭い攻撃をしていたし(パンチをヒットさせたこともあったけど、タイソンがタフだった)、近年のタイトルマッチに出てくるヘビー級ボクサーとも遜色ない動きをしていました。
「他のボクサーが弱かったのではなく、タイソンが強すぎた」のだと、改めて思います。

今見ても、迫力がすさまじくて面白いです。

 

全盛期には程遠いけど、それでもハンパない

全盛期を見た後に、改めて現在のミット打ちを見てみると、やっぱり全盛期には及ばないと感じざるをえません。

でも、それでも53歳であのキレのある動きができるヘビー級ボクサーは、タイソンしかいないとも思います。
パンチを出す時の迫力というか殺気にあふれた感じは全盛期さながらで、やっぱり魅力が一味違います。フューリーやワイルダー、ジョシュア、さらにはクリチコ兄弟からは感じられないものです。

 

エキシビションマッチでの復帰だそうですが、トレーニングが本格的すぎて楽しみです。

対戦相手の人、大丈夫でしょうか?(笑)

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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